- 卓球ラケットの選び方を知りたい
- おすすめのラケットを教えてほしい
卓球においてラケット選びは重要です。自分に合ったラケットを選ばないと、思うようなプレーができない場合もあります。
しかしラケットは無数にあり、「どのラケットを選べばいいのだろう?」と悩む方も多いです。
私自身、卓球を始めて20年経ち全国大会にも何度か出場しました。この間、ラケット選びでの失敗も数多く経験しています。
そこで本記事では、ラケット選びに悩む方に向けて「ラケットを選ぶポイント」と「おすすめラケット」を紹介します。
この記事を読めば、自分に適したラケットを探す手がかりが得られるはずです。
選ぶポイントを知ったうえで、ラケットを購入しましょう
卓球専門誌卓球王国の「卓球用具売上ランキング」で公開されている約12年分のデータをもとに順位をつけました。
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卓球ラケットを選ぶ6つのポイント
卓球ラケットを選ぶポイントは次の6つです。
- 競技用かレジャー用か選ぶ
- プレースタイルをもとに選ぶ
- グリップを選ぶ
- 木材の枚数
- 特殊素材の有無と挿入箇所
- 扱える重量を選ぶ
競技用かレジャー用か選ぶ
本格的に卓球に取り組む方は、競技用のラケットを選ぶ必要があります。
競技用ラケットとは、日本卓球協会の認定を受けたラケットのこと。認定を受けたラケットには「J.T.T.A.A.」の刻印が入っています。

競技用ラケットは卓球専門メーカーや大手スポーツメーカーが取り扱っており、価格帯はラケット単体で1,000円以上が目安となります。
レジャー用で使うのであれば、特に気にせず選んでしまって問題ありません。
ただしあまりに安価なラケットを選ぶと、弾みが悪く使いにくい可能性があります。適度に弾む1,000円程度のラケットの方が、ラリーが続きやすくより楽しめるでしょう。
本格的に卓球するなら、「J.T.T.A.A.」刻印があるラケットを選びます
プレースタイルをもとに選ぶ
プレースタイルに合ったラケットを選びます。
ラケットの性能がプレースタイルに合っていないと、実力が発揮できずミスにつながるからです。
例えば、守備型の選手が弾みの強い攻撃用ラケットを使用すると、ボールの威力を抑えられません。反対に攻撃型の選手が弾みの弱いラケットを使用すると、威力が出ず決定力に欠けてしまうでしょう。
そのため、ラケットを選ぶ前にまず自分の理想とするプレースタイルを明確にすべきです。
プレースタイルが決まってから、具体的なラケット選びに入りましょう
グリップを選ぶ
卓球ラケットは握り方によって、「シェークハンド」、「ペンホルダー」の2つに分類され、それぞれ特性が異なります。
シェークハンド
握手するように握るラケットをシェークハンドと呼びます。
ラケット両面に貼られたラバーにより、フォアハンド (利き手側) とバックハンド (利き手と逆側) 両ハンドでの攻撃が可能です。
シェークハンドラケットの柄は、形状の違いによりいくつかタイプが分かれます。メジャーなタイプは次の3つです。
- FL:フレア
中心から外側に向かって広がっている形状。 - ST:ストレート
真っ直ぐな形状。 - AN:アナトミック
中心が膨らんだ波のような形状。
ペンホルダー
筆記用具のペンを持つように握ることから、ペンホルダーと呼ばれます。
バックハンドでの攻撃が難しい一方で、手首を使いやすいためツッツキやストップ、フォアフリックなどの台上技術がやりやすいメリットがあります。
ペンホルダーのグリップは下記2種類が存在します。
- 日本式
厚めのコルクが貼られており、人差し指を引っかけて握る形状。 - 中国式
シェークと同じような平らな形状。シェークより短い。
木材の枚数
卓球ラケットは薄い木材を組み合わせて作られます。
木材の枚数が多いほど打球感が硬く、弾みが強くなる傾向があります。その反面、ラケット自体が重くなります。
板の枚数によって、次の種類に分かれます。
- 単板
- 3枚合板
- 5枚合板
- 7枚合板
- 9枚合板
下記画像は7枚の板を張り合わせた7枚合板ラケットのグリップを横から見た様子です。薄い板が重なった構造になっています。

特殊素材の有無と挿入箇所
卓球ラケットには、木材に特殊素材を組み合わせたタイプもあります。
特殊素材を取り入れることで、重量を増やさずに反発力を高めたり、コントロール性能を向上させたりといった効果があります。
特殊素材を挿入する位置によって次の2種類が存在します。
- インナー型
ラケットの中心に近い位置に特殊素材を挿入したタイプ。回転性能やコントロール性能に優れ、安定性を重視した性能のラケットが多い。 - アウター型
ラケットの外側に近い位置に挿入したタイプ。反発力が強くスピードが出やすいため、威力を重視した性能のラケットが多い。

扱える重量を選ぶ
ラケットの重量はプレーに影響を与える要素です。
重いラケットはボールの威力を高められますが、振り遅れやすくなるデメリットもあります。一方、軽すぎるラケットを選んでしまうとボールに威力が出にくく、決定力が低下します。
一般的なラケットの重量は80gから90g程度。迷ったらこの範囲内で選べば、大きな失敗をするリスクを下げられます。
どうしても筋力に自信がない方は、80g未満の軽いラケットを選びましょう。メーカーが平均重量を公開しているため、購入前に確認可能です。
軽いラケットについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。参考にしてください。
≫おすすめの軽い卓球ラケット3選!メリット・デメリットを徹底解説!
ただしラケットには個体差があり、5g程度の誤差が生じるケースもあります。重量にこだわりたい方は、卓球専門店で重さを計測してから購入する方法をオススメします。
扱える範囲内の重さを選びましょう
おすすめシェークラケットランキング10選
売上が多いシェークラケットをランキング形式で紹介します。
売上数は卓球専門誌卓球王国が公表している「卓球用具売上ランキング」を参考に順位付けしました。下記の基準でランク付けしています。
ランキングの基準 | |
---|---|
情報元 | 卓球王国の用具売上ランキング |
集計期間 | 143ヶ月 (2012年11月〜2024年11月) ※2023年11月、2024年1月は |
データ数 | 1430点 |
ランキング決定方法 | 各月のランキング1~10位の 登場回数にスコアを付与し累計 |
スコア | 1位: 10点 2位: 9点 3位: 8点 4位: 7点 5位: 6点 6位: 5点 7位: 4点 8位: 3点 9位: 2点 10位: 1点 |
1位:スワット【VICTAS】
メーカー | VICTAS |
タイプ | 攻撃用 |
ラケットの種類 | シェーク 中国式ペン |
シェークハンドのグリップ | FL、ST、SLIM |
素材 | 木材:7枚合板 |
重量 | シェーク :85 g 中国式ペン:80 g |
板厚 | 6.0 mm |
- 回転量とスピードのバランスが良い
- スイートスポットが広く球持ちも良い
- コストパフォーマンスが良い
スワットはこんな人におすすめ!
・卓球を始めたばかりの初心者
・コントロール性能を求める選手
2位:コルベル【バタフライ】
- 回転をかけやすくプレーが安定しやすい
- 打球感が手に響きやすい
- 重量がありブロックしやすい
コルベルはこんな人におすすめ!
・回転をかける技術を身につけたい選手
・プレーの安定感を高めたい選手
3位:インナーフォースレイヤーALC【バタフライ】
- 球持ちの良さが特長のアリレートカーボンを搭載
- 特殊素材ラケットの中でも回転をかけやすい
- 弾みとコントロール性能のバランスが良い
インナーフォースレイヤーALCはこんな人におすすめ!
・初めて特殊素材入りのラケットを使う選手
・回転量を重視する攻撃型プレースタイルの選手
4位:ティモボルALC【バタフライ】
- アウター型ラケットのためスピードを出しやすい
- スピードに加え、球持ちの良さもあわせ持つ
- トップ選手の使用実績もある
ティモボルALCはこんな人におすすめ!
・回転をかける技術を身につけている中級者以上の選手
・回転とスピードのバランスを求める選手
5位:SK7クラシック【バタフライ】
メーカー | バタフライ |
タイプ | 攻撃用 |
ラケットの種類 | シェーク 中国式ペン |
シェークハンドのグリップ | FL、ST |
素材 | 木材:7枚合板 |
平均重量 | シェーク :91 g 中国式ペン:89 g |
板厚 | 6.8 mm |
- 1999年から2014年まで販売された人気ラケットSK7の復刻版
- 木材ラケット特有のしなりがある
- 重量があり飛距離を出しやすい
SK7クラシックはこんな人におすすめ!
・木材ラケットの打球感で威力を求める選手
・値段が手頃な弾むラケットを求める選手
6位:オールラウンドエボリューション【STIGA】
- コントロール性能に優れている木材ラケット
- 適度な弾みと手に響きやすい打球感
- 軽めの重量で扱いやすい
オールラウンドエボリューションはこんな人におすすめ!
・基礎技術を身につけたい初心者
・コントロール性能の良い木材ラケットを求める選手
7位:フライアットカーボン【ニッタク】
- 弾みとコントロール性能のバランスが良く扱いやすい
- ラケット自体が軽めで前陣でのプレーにも対応可能
- 攻守のバランスが良い
フライアットカーボンはこんな人におすすめ!
・基本を習得し、さらにレベルアップしたい選手
・特殊素材ラケットを試してみたい選手
8位:アコースティック【ニッタク】
- 弾みは控えめだが回転性能に優れている
- 台上技術が安定する
- 打球感が柔らかめで使いやすい
アコースティックはこんな人におすすめ!
・回転をかける技術のレベルを上げたい選手
・スピードより回転量で得点したい選手
9位:フォルティウスFT【ミズノ】
- ミート系技術でスピードを出しやすい木材ラケット
- 木材ラケットの中では硬めの打球感
- 重量感がありボールに力を伝えやすい
フォルティウスFTはこんな人におすすめ!
・ミート系技術を多用する選手
・打球感が硬めの木材ラケットを求める選手
10位:ラティカ【ニッタク】
メーカー | ニッタク |
タイプ | 攻撃用 |
ラケットの種類 | シェーク 中国式ペン |
シェークハンドのグリップ | FL、ST |
素材 | 木材:5枚合板 |
平均重量 | シェーク :88 g 中国式ペン:80 g |
板厚 | 5.8 mm |
- 佳純ベーシックをベースにブレードを大きくしたモデル
- コントロールに優れ攻守のバランスが良い
- 球持ちが良くボールを持つ感覚を養える
ラティカはこんな人におすすめ!
・これから基礎を固めようとする初心者
・基本の見直し考える中級者
おすすめペンラケットランキング10選
1位:スワットCHN【VICTAS】
- 打球感が柔らかく手に響きやすい
- 回転がかけやすくコントロールしやすい
- 2010年の販売開始から長く愛されるロングセラー
スワットCHNはこんな人におすすめ!
・卓球をこれからスタートする初心者
・基礎技術のレベルを上げたい中級者
2位:ブロックマンCHN【VICTAS】
- 攻撃用ラケットより横幅が広い
- 弾みが抑えられておりブロックが安定する
- 粒高ラバーとの相性が良い
ブロックマンCHNはこんな人におすすめ!
・ブロックを安定させたいペン粒選手
・コントロールの良い軽めのラケットを求める選手
3位:馬琳エキストラオフェンシブ中国式【Yasaka】
- 5枚合板ながら、やや硬めの打球感
- 弾くように打つミート技術に優れる
- 弾くだけでなく回転もかけられる
馬琳エキストラオフェンシブ中国式はこんな人におすすめ!
・ミート系技術を多用する前陣速攻型の選手
・積極的に攻めるプレースタイルの選手
4位:アコースティックC【ニッタク】
- 回転、スピード、コントロールのバランスに優れる
- スイートスポットが広く安定感がある
- クセが少なく幅広いプレーヤーに使用されている
アコースティックCはこんな人におすすめ!
・攻撃から守備まで幅広い技術で戦う選手
・回転系技術の安定感を高めたい選手
5位:SKカーボン【バタフライ】
- ブレードが薄く重量が軽い
- 軽いにも関わらず弾みは強い
- ミート系技術でスピードが出る
SKカーボンはこんな人におすすめ!
・テンポのはやさで勝負する前陣速攻型の選手
・ラケットの軽さを重視する選手
6位:樊振東ALC【バタフライ】
- 元世界チャンピオンの樊振東選手モデルのラケット
- スピードと回転量を兼ね備えている
- ビスカリアと同じ合板構成、わずかに縦幅が広く重い
樊振東ALCはこんな人におすすめ!
・回転をかけやすいアウター型ラケットを求める選手
・回転をかける感覚を身につけた中級者以上の選手
7位:ビスカリアCS【バタフライ】
- バタフライ製アリレートカーボンの原型ラケット
- 弾みの強さと回転性能を高いレベルで両立
- 粘着ラバーとの相性が良い
ビスカリアCSはこんな人におすすめ!
・粘着ラバーでスピードを出したい選手
・基礎技術が身についた中級者以上の選手
8位:サナリオンR【ニッタク】
- コントロール性能に優れた日本式ペンホルダー
- 打球感は硬めで、ショートやプッシュがやりやすい
- 値段が手頃で購入しやすい
サナリオンRはこんな人におすすめ!
・オールラウンドなプレーをする選手
・ペンの基本技術を身につける段階の初心者
9位:インナーフォースレイヤーZLC【バタフライ】
- スピード性能に優れたインナー型のラケット
- 台から離れても飛距離を出しやすい
- インナーならではの回転性能もあわせ持つ
インナーフォースレイヤーZLCはこんな人におすすめ!
・スピードを重視するドライブ型の選手
・中陣から後陣でプレーする攻撃型の選手

10位:インナーフォースレイヤーALC.S【バタフライ】
- インナーフォースレイヤーALCをより使いやすくしたモデル
- 木材ラケットに近い回転のかけやすさが魅力
- コントロール性能に優れる特殊素材ラケット
インナーフォースレイヤーALC.Sはこんな人におすすめ!
・はじめて特殊素材を使う選手
・攻守バランスの取れた性能を求める選手