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YouTube(ユーチューブ)で卓球の動画を見ても上達しないたった1つの理由を解説!

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こんにちは、村長です。

最近YouTubeで色々な卓球の動画がアップロードされるようになってきており、

・卓球上手くなりたいけど、指導者がいないのでYouTubeの解説動画を見ている

・有名選手、指導者が解説している動画を見て参考にしている

という方も多いのではないでしょうか?

私も同じように「トップ選手が直接解説してくれる!すごい!!」となって色々な動画を見ていました。

しかし、いくら動画を見て参考にしても上達を実感できませんでした。

その後、動画で情報収集すること以外にも直接指導者にコーチングしてもらったり自分で考えてひたすら練習を積み重ねることで東京選手権予選を通過するまで上達しました。

この経験から自分が感じた

・解説動画を見ているだけでは上達しない理由

・具体的に上達するために必要なこと

について誰でも分かるように丁寧に解説していきます。

卓球初心者から中級者の方くらいまでの方には、役立つ情報かなと思いますので是非参考にしてみて下さい。

なぜYouTube(ユーチューブ)で卓球動画を見ているだけでは上達しないのか

結論から伝えると

一般論としての解説で、一人一人に合わせた教え方ではないため

です。

例えば、「身長が低い小学5年生の女子選手」と「身長が高い20代の男性選手」が動画を見てバックドライブを習得しようとするケースで想定してみます。
(※実際にバックハンドの打ち方が正しいか議論したいわけではないので、その辺はご勘弁願います)

「ひじは少し曲げ、体の正面で打球することが大事」と動画で教えていたとします。

この教え通りにバックドライブを打とうとしても、恐らく2人とも上手くいきません。

何故かというと、

身長が低い小学5年生の女子選手はラケットが台にぶつかる

身長が高い20代の男性選手はラケットの位置が高すぎてボールに上手く当たらない

からです。

このことからも分かるように、人によって身長、柔軟性、動きの癖など多くの違いがあり、全ての人に当てはまるように伝えることは不可能です。

以上のことから、解説動画を見ても上達しない人が出てきてしまうということです。

具体的に上達するために必要な3ステップ:YouTube(ユーチューブ)の卓球動画はあくまで手段の1つ

前の項目で「解説動画を見ているだけでは上達しない」といった話をしてきましたが、具体的にどうやったら上達するのでしょうか?

これの回答としては、

  1. 卓球の技術に関する知識を身に付ける(インプット)
  2. 自分の打ち方(フォーム)や足の動きを客観的に見て、修正点を発見する(フィックス)
  3. 反復練習を行い、体に覚え込ませる(アウトプット)

の3つを行うことです。

①インプット:卓球の技術に関する知識を身につける

正しい打ち方がどのようなものか知りましょう

どんな打ち方をすれば良いのか基礎知識として知っていないと、正しい方向に進むことができません。

極端な例ですが、テニスの打ち方しか知らない人が卓球をしても上達することは難しいですよね。

知識を得る方法としては「YouTubeで動画を見る」「本を読む」「人に教えてもらう」といった方法があり、上で書いた解説動画を見ることもこのステップにあたります。

知識を身に付けるという意味で解説動画を見ることも選択肢の1つかと思いますが、これだけやっていても上達が難しいことは先ほど説明した通りです。

②フィックス:自分の打ち方(フォーム)や足の動きを客観的に見て、修正点を発見する

ここが非常に重要なのですが、自力で行うのが難しいステップになります。

どうすれば良いか結論から言うと

コーチに直接指導してもらう

です。

なぜ自力ではなくコーチに教えてもらうのが良いかというと

・思っている打ち方と実際の打ち方が違っている事があるから

・ダメな打ち方をした直後に指摘してもらえるから

の2つです。

バックドライブを例として挙げてみようと思います。自分の中では

「体の前で打てるようにバックスイングをあまり取らないようにしている」

と思っていても、実際には

「左の腰あたりまでバックスイングを取って振っている」

ということが本当によくあり、自分ではなかなか気付けなかったりします。

また、動画を撮って自分で気付いたとしても常にそこだけ意識して練習することは難しいです。

一方でコーチに直接見てもらえば、良くない打ち方をした際にすぐに指摘してもらえます。

以上の理由から、

コーチに直接指導してもらうことをオススメします。

③アウトプット:反復練習を行い、体に覚え込ませる

修正点が分かったら、後は繰り返し練習することで体に覚え込ませていきましょう。

この時に大事なことは

修正した打ち方が定着するまで練習を繰り返し行うこと

です。

「そんなこと言われなくても分かってるよ!指摘されたことを言われた通りに直せばいいんでしょ?」

と思うかもしれませんが、実はこれが結構難しいんです。

何故かというと、

・今までやったことがない動きなので慣れるまでは違和感が常にある

・ボールも最初は入らない

という状況なので、「本当にこれでいいの?」と不安になり元の打ち方に戻してしまう人も多いです。

この時に「我慢して教えてもらったことをやり続けられるか」が非常に重要です。

「コーチとの信頼関係が大事!」と言われているのはこのためで、

「この人が言うことなら信じられる」と思えるコーチの下で教えてもらいましょう。

コーチの選び方の詳細は下の記事にも書いているので参考にしてみてください。

【初心者向け】卓球上達のためにコーチの指導は受けるべき?解説します こんにちは、村長です。 今回は卓球初心者向けにコーチの指導を受けるべきかについて解説していきたいと思います。 卓球初心者は...

おまけ:YouTube(ユーチューブ)の上手い人だけでなく、自分のプレー動画もチェックしていきましょう

コーチに指導してもらうことをオススメしてきましたが、

自分のプレー動画を見てどのような打ち方、動き方をしているか把握することも大事です。

というのも、「自分の思い描いている打ち方と全然違う、もう少しこうしてみよう!」と具体的にイメージができるからです。

特に大会に参加した際の試合の動画を見ることは非常に勉強になります。

試合では決まったコース、回転でボールが返ってくることはありませんので、打ち方まで気にしている余裕がないかと思います。

つまり「これまで練習してきたものしか出せない」ので、どこまで定着したのか確認することができます。

村長

2~3ヶ月に1度くらいで試合の動画を撮影しチェックしていますが、打ち方が変わって成長を実感できるので楽しいです!

まとめ:YouTube(ユーチューブ)の動画は参考程度、実際の自分のフォームを見直していこう!

自分がこれまで行ってきた上達するために必要だと思うことをまとめてきました。

もう一度振り返ってみましょう。

・解説動画を見ているだけでは上達しない

・具体的に上達するために必要なことは以下3点

  1. 卓球の技術に関する知識を身に付ける(インプット)
  2. 自分の打ち方(フォーム)や足の動きを客観的に見て、修正点を発見する(フィックス)
  3. 反復練習を行い、体に覚え込ませる(アウトプット)

これが最適解と言うつもりはなく、色々なやり方があると思います。

それでも「最近上達があまり実感できない」と思うのであれば、試しにこのやり方を取り入れてみて下さい。

参考になればうれしいです。

ありがとうございました。