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卓球の反則・細かいルール41個を徹底解説!【最低限知っておきたい】

卓球の反則・細かいルール41個を徹底解説!【最低限知っておきたい】
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こんにちは、村長です。

卓球もスポーツである以上、公平性を保つためにもルールの下に競技が行われます。

卓球を始めて間もない人はルールを把握しきれていないのは当然かと思います。

しかし経験者であっても、ルール違反に気付かず反則を取られてしまうということは頻繁に起こります。

そこで今回は、

・初心者なので卓球の反則を最低限知っておきたい!

・反則と知らず、試合中に指摘され動揺してしまった…

という方に向けて、

最低限知っておくべき卓球の反則について1つずつ丁寧に解説していきます。

村長

この記事を読めば、卓球をする上で最低限知っておくべき反則を完全に網羅することが出来ます!

なお、日本卓球協会(JTTA)が定めているルールに関して解説していきます。

日本卓球協会以外が主催するオープン大会なども基本的に日本卓球協会が定めたルールに準拠していることがほとんどです。

そのため、このルールを守っていれば日本国内の大会では反則になることはないと思っていいでしょう。

また、基本的なルールに関しては以下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。

卓球の基本ルールとは?初心者でも分かるように簡単に解説します!
卓球の基本ルールとは?初心者でも分かるように簡単に解説します!卓球の基本ルールを初心者でも分かるように簡単に解説していきます。シングルス、ダブルスで若干違うので、それぞれ個別に基本ルールを分かりやすく説明していきます。...

目次

卓球プレー中の反則・細かいルール

卓球の反則・細かいルール①:大声を出す等の妨害行為を行う

プレーに影響を与えるような妨害行為は失点となります。

例えば、プレー中に明らかに大きな声を出して相手の注意をそらしたり、威嚇するといったことが該当します。

1プレーが終わり、点数を取った後に声を出すのは問題ありません。
(プレー後でも相手を威嚇したりするような声の出し方だと注意されることはあります)

卓球の反則・細かいルール②:ラケットを持っていない手で台に触れる

ラケットを持っていない手で台に触れると失点となります。

なお、手以外の身体が触れても問題ありません。(卓球台を動かすと失点になります。)

卓球の反則・細かいルール③:ラケットや身体がネットに触れる

ラケットや身体がネットに触れると失点となります。

卓球の反則・細かいルール④:ラケットで2回ボールを打つ

ラケットだけでなく、指に当たった後にラケットで打ったとしても失点となります。

卓球の反則・細かいルール⑤:服に触れたボールを打つ

服に触れた後にボールを打つと失点となります。

卓球の反則・細かいルール⑥:卓球台を動かす

故意でなくとも、卓球台にぶつかったり体重をかけて動かしてしまうと失点となります。

卓球の反則・細かいルール⑦:ボールの進路を妨害する

本来入るはずのボールを手で取ってしまったり、ラケットに当たったりして進路を妨害した場合、失点となります。

卓球台の外で明らかにミスとなるようなボールであれば失点となりません。

path obstruction

卓球の反則・細かいルール⑧:ラバーを貼っていない面で打つ

ペンで片面のみ使っている選手がラバーを貼っていない面で打つと失点となります。

卓球の反則・細かいルール⑨:ラケットを投げて打つ

ラケットが届かないからといって、ラケットを投げてボールを打っても失点となります。

打った後にラケットを手から放してしまった場合は問題ありません。

卓球の反則・細かいルール⑩:手首より先以外の身体を使って打つ

腕やお腹、足などを使って打っても失点となります。

ただし手首より先でボールを打っても問題ありません。

卓球の反則・細かいルール⑪:人の合計点が6の倍数以外でタオルを使う

3-3、5-7など自分と相手の点数の合計が6の倍数の時のみタオルを使うことが出来るので、それ以外で使うことは反則です。

すぐに失点とはなりませんが、何度も繰り返すと故意とみなされ失点になる恐れがあるので注意しましょう。

卓球ダブルス中の反則・細かいルール

ダブルスのみ適用される反則もありますので、こちらもちゃんと把握しておきましょう。

卓球の反則・細かいルール⑫:同じ選手が2回連続で打球する

ダブルスのルールでペアの2人は交互に打たなければならないので、同じ選手が2回連続で打つと失点となります。

卓球の反則・細かいルール⑬:サーブの際にフォアサイドから対角線上にサーブを出さない

サーブの際にフォアサイドから対角線上にサーブを出さないと失点となります。

doubles serve

卓球サーブの反則・細かいルール

卓球の中で一番細かくルールが規定されているのがサーブで、警告を受けると失点となることもあります。

また、試合の半分は自分のサーブから始まるので、警告を受け失点すると試合に大きく影響してきます。

村長

サーブの反則は絶対に覚えておきましょう!

卓球の反則・細かいルール⑭:自コートで2バウンドする

自コートには1バウンドのみというルールなので、2バウンドすると即失点となります。

卓球の反則・細かいルール⑮:相手が構えていない状態で打つ

相手が構えていない状態で打つと、そのプレーは無効となり再度サーブから始まります。

相手が構えたことに気付かずに結構やってしまうので、故意でなければ問題ありません。

ただし何度も繰り返すと注意される可能性もあるので注意しましょう。

卓球の反則・細かいルール⑯:トスを上げる前に静止しない

トスを上げる際、一度動きを止めなければいけません。

2度警告を受けると失点となりますので注意しましょう。

卓球の反則・細かいルール⑰:ボールを持つ手が閉じられている

オープンハンドといって、トスを上げる手は広げる必要があります。

2度警告を受けると失点となりますので注意しましょう。

卓球の反則・細かいルール⑱:手のひらでなく、指の上にボールを置いてトスする

指の上にボールを置いてトスすると回転がかかる可能性があるので禁止されています。

2度警告を受けると失点となりますので注意しましょう。

卓球の反則・細かいルール⑲:卓球台の中でトスする

卓球台の中でトスをしてはいけません。

2度警告を受けると失点となりますので注意しましょう。

卓球の反則・細かいルール⑳:卓球台より低い位置からトスする

気付かない内に違反している人がかなり多いのがこのルールです。

2度警告を受けると失点となりますので注意しましょう。

卓球の反則・細かいルール㉑:斜め上にトスする

こちらも違反している人はかなり多いです。

2度警告を受けると失点となりますので注意しましょう。

卓球の反則・細かいルール㉒:ボールに回転をかけてトスする

ボールに回転をかけてサーブをすると不規則な回転となるため禁止されています。

例えば、トスで横回転をかけ下回転サーブを出すと、スイングは下回転なのに横回転が混ざったサーブとなります。

これでは相手が判断できず絶対返せないサーブとなってしまうので違反となっています。

2度警告を受けると失点となりますので注意しましょう。

卓球の反則・細かいルール㉓:トスしたボールが手のひらから16cm以上上がっていない

注意しなければいけないのは、「卓球台の上から」ではなく「手のひらから」16cm以上上げる必要があることです。

hand

2度警告を受けると失点となりますので注意しましょう。

卓球の反則・細かいルール㉔:トスしたボールの上がりかけを打つ

頂点まで上がった後に落ちてきたボールを打つことが定められています。

2度警告を受けると失点となりますので注意しましょう。

卓球の反則・細かいルール㉕:手や体で打つ瞬間を隠す

打つ瞬間を隠すと、回転が分からないためサーブ側が圧倒的に有利になってしまうため違反となります。

2度警告を受けると失点となりますので注意しましょう。

卓球の反則・細かいルール㉖:自コートでバウンドしない

自コートでバウンドせず、相手コートで1バウンド目になると即失点となります。

卓球の反則・細かいルール㉗:相手コートにバウンドしない

自コートでバウンド後、相手コートに入らなかった場合も即失点となります。

卓球用具の反則・細かいルール

用具に関しても、割と細かく反則がありますので一度は目を通しておきましょう。

卓球の反則・細かいルール㉘:片面に黒、もう片面は違う色のラバーを使用しなければならない

両面が同系色のラバーの場合、ラケットを反転してどちらの面で打ったか分からないようになってしまうため、片面は黒、もう片面は違う色のラバーを使用しなければなりません。

これまで赤と黒で指定されていましたが、2021年10月以降、赤以外のラバーも解禁されて使えるようになっています。

卓球の反則・細かいルール㉙:ラケットの打球面が平坦でない

ラケットの打球面が平坦でないと不規則な回転、スピードとなってしまうため違反となります。

卓球の反則・細かいルール㉚:ラケットの縁に光を反射するものを使用する

光の反射で対戦相手を妨害することになるため違反となります。

カメラのフラッシュも妨害となるため、控えるようにしましょう。

卓球の反則・細かいルール㉛:ラケットの素材は85%以上天然木でなければならない

ラケットの素材には天然木以外に特殊素材を入れている物もありますが、天然木が85%以上という規定があります。

基本的に日本で販売されているラケットであれば、メーカーがこの規格を守っているはずなのでよっぽど心配する必要はないです。

卓球の反則・細かいルール㉜:ラバーシート(ゴム部分)が2.0mmを超えてはならない

ラバーシートの厚さは2.0mmを超えると違反となります。

rubber sheet thickness

こちらも日本で販売されているラバーであれば、メーカーがこの規格を守っているので気にする必要はないです。

卓球の反則・細かいルール㉝:ラバーシート+スポンジの厚さが4.0mmを超えてはならない

ラバーシート+スポンジの厚さも規定があり4.0mmを超えてはいけません。

注意点としては、接着剤の厚みも含んで4.0mmなので接着剤を塗りすぎると違反となる可能性があります。

rubber and sponge thickness

卓球の反則・細かいルール㉞:ラバーの後加工をしてはならない

販売されているラバーを買ってきて自分で後から加工することは違反となります。

例えばスポンジを膨張、または収縮させたり、ラバーシート表面に薬剤を塗ってツルツルにしたり等が挙げられます。

卓球の反則・細かいルール㉟:ラバーの剥がれや傷があってはならない

ラバーを使っていくと卓球台にぶつけて傷がついたり、劣化で一部が剥がれたりしてきますが試合では違反となります。

卓球の反則・細かいルール㊱:揮発性有機溶剤を含んだ接着剤、ラバークリーナーを使用してはならない

揮発性有機溶剤を含んだ接着剤、ラバークリーナーを使用していると違反となります。

卓球の反則・細かいルール㊲:JTTA公認のラケットを使用しなければならない

JTTA公認のラケットを使用する必要があり、公認されているラケットは「JTTAA」の刻印があります。

racket engraving

ただし、未公認のラケットであっても競技開始前に審判長の許可を取れば使用できます。

卓球の反則・細かいルール㊳:ITTFまたはJTTA公認のラバーを使用しなければならない

ITTFまたはJTTA公認のラバーを使用する必要があり、ラバー表面に公認マークやメーカーの商標・ロゴがはっきり見えるようにしなければいけません。

logo

卓球の反則・細かいルール㊴:ラバーが適切に貼られていない

ラバーが小さくてラケットの木目が見えていたり、ラバーが大きくてラケットからはみ出ていたりすると違反となります。

卓球の服装に関する反則・細かいルール

大会に出る際の服装に関しても規定がありますので、大会に出ようと思っている人は覚えておきましょう。

卓球の反則・細かいルール㊵:日本卓球協会(JTTA)公認以外のユニフォームを着用してはならない

JTTA公認のユニフォーム以外を着用すると反則となります。

公認のユニフォームには↓の画像のようなワッペンが付いており、すぐに分かるようになっています。

JTTA official patch

卓球の反則㊶ボ:ールの色と同じ色のユニフォームを着用してはならない

ボールと同じ色、つまり白のユニフォームを着てはいけません。

卓球で反則ではない事

ここまで反則に関して説明してきましたが、意外に反則にならないことも合わせて紹介していきます。

反対の手に持ち替えて打つ

反対の手に持ち替えて打っても問題ありません。

トップ選手でも間に合わないときに、たまにやっている選手もいますね。

ラケットを持つ手の指に当たって返球した場合

ラケットを持っている側の手首から先はラケットと同じ扱いになるので、指に当たって入ったとしても有効となります。

ラケットの角に当たって返球した場合

ラケットの角はラバーが貼られていませんが、反則ではないことになっています。

サポーターに当たって返球した場合

サポーターはネットと同じという位置づけなので、サポーターに当たって返球した場合も反則ではないです。

まとめ:スポーツマンシップに則り反則せずに卓球しよう

以上、卓球における最低限の反則をまとめてきました。

基本的に明らかに公平でないことをしなければ即失格となるようなことはないかと思います。

ただし、ルールを知らなかったがゆえに相手に注意されたり、試合で失点してしまったりといったことが起こってしまうことも事実です。

細かい反則に関しては知らなかったルールもあったかと思いますが、1つずつ覚えていきましょう。

あくまで卓球はスポーツなので、スポーツマンシップに則り自分も周りも気持ちよくプレーできると良いですね。

参考になればうれしいです。

ありがとうございました。