こんにちは、村長です。
卓球ではラケットの両面にラバーを貼る必要がありますが、ラバーの色も明確にルールで定められています。
従来のルールでは赤・黒の組み合わせが必須でしたが、2021年から赤以外のカラーラバーを使用することが可能となりました。(ただし片面に黒は必須)
・カラーラバー気になっているけど、どんなラバーがあるか分からない
・カラーラバーの性能ってどうなの?
と思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「カラーラバーに関する基礎知識」と「2024年2月現在販売されているカラーラバー」を詳しく紹介します。
この記事を読めば、
を知ることが出来ます。
気になるラバーがないかチェックしていきましょう!
目次
- 1 卓球のカラーラバー使用時のルール
- 2 卓球のカラーラバーは4種類
- 3 卓球のカラーラバー①:紫(バイオレット)
- 4 卓球のカラーラバー②:緑(グリーン)
- 4.1 QUANTUM X PRO
- 4.2 ラザンターR45
- 4.3 ラザンターR48
- 4.4 ラザンターR53
- 4.5 ヘキサーグリップ
- 4.6 ヘキサーパワーグリップ
- 4.7 GRASS D.TecS(グラスディーテックス)
- 4.8 GRASS D.TecS(グラスディーテックス) GS
- 4.9 NexxusEL Pro 45 SuperSelect
- 4.10 Nexxus EL Pro 48 SuperSelect
- 4.11 NexxusEL Pro 50 SuperSelect
- 4.12 NexxusEL Pro 53 SuperSelect
- 4.13 NeoFlexx eFT40
- 4.14 NeoFlexx eFT45
- 4.15 NeoFlexx eFT48
- 4.16 キョウヒョウ9
- 4.17 SPIN FIRE
- 4.18 SPECTER
- 5 卓球のカラーラバー③:青(ブルー)
- 6 卓球のカラーラバー④:ピンク
- 7 色の違いによってカラーラバーの性能は変わらない
- 8 カラーラバーを使用したことがあるプロ卓球選手
- 9 まとめ:カラーラバーで卓球を楽しくプレーしましょう
卓球のカラーラバー使用時のルール
まず、カラーラバーの使用ルールから解説していきます。
ゲームが公平で分かりやすいものであるように、そして観客にとっても楽しめるものであるように、というのが理由です。
元々ラバーの色の制限はありませんでした。
しかし、異なる性質を持つ同色のラバーをラケットの両面に使用し、どちらの面で打球したのか判別が難しくするという戦術が多用されるようになり、黒と赤のラバーを使うように1986年からルールの変更が行われました。
その後、2021年に片面に黒のラバー、もう片面に赤以外のカラーラバーも使用可能になり現在に至ります。
卓球のカラーラバーは4種類
ラバーを販売するメーカー各社は下記4種類のカラーラバーを販売しています。
・紫(バイオレット)
・緑(グリーン)
・青(ブルー)
・ピンク
この4種類のカラーラバーを色ごとにそれぞれを詳しく紹介していきます。
卓球のカラーラバー①:紫(バイオレット)
DYNARYZ(ダイナライズ) AGR
DYNARYZ(ダイナライズ) ACC
DYNARYZ(ダイナライズ) CMD
QUANTUM X PRO
キョウヒョウ9
SPIN FIRE
SPECTER
卓球のカラーラバー②:緑(グリーン)
QUANTUM X PRO
ラザンターR45
ラザンターR48
ラザンターR53
ヘキサーグリップ
ヘキサーパワーグリップ
GRASS D.TecS(グラスディーテックス)
GRASS D.TecS(グラスディーテックス) GS
NexxusEL Pro 45 SuperSelect
GEWOが販売している「NexxusELシリーズ」、「NeoFlexxシリーズ」のラバーはamazonで購入すると非常に高額(定価の2倍くらい)です。(2024年5月現在)
そのため、WRM(ワールドラバーマーケット)のページから購入することをおすすめします。
Nexxus EL Pro 48 SuperSelect
NexxusEL Pro 50 SuperSelect
NexxusEL Pro 53 SuperSelect
NeoFlexx eFT40
NeoFlexx eFT45
NeoFlexx eFT48
キョウヒョウ9
SPIN FIRE
SPECTER
卓球のカラーラバー③:青(ブルー)
V>22 ダブルエキストラ
ヴェンタス レギュラー アルファ
V>15エキストラ
QUANTUM X PRO
QUANTUM X PRO SOFT
ブルーストームZ1
ブルーストームZ1 ターボ
ブルーストームZ2
ブルーストームZ3
RHYZEN(ライゼン) CMD
GTT45
キョウヒョウ9
SPIN FIRE
SPECTER
RXTON Ⅲ
卓球のカラーラバー④:ピンク
ヴェンタス レギュラー アルファ
ヴェンタス エキストラ
ヴェンタス スティフ
ヴェンタス リンバー
QUANTUM X PRO
QUANTUM X PRO SOFT
GTT45
ジキル&ハイド V47.5
REDMONKEY Spin
マントラ プロ M
プラージュⅢ
キョウヒョウ9
SPIN FIRE
SPECTER
RXTON Ⅲ
以上でカラーラバーの紹介は終わりです、お疲れさまでした
ここからは、カラーラバーの性能に関して説明していきます。
色の違いによってカラーラバーの性能は変わらない
ラバーの色が変わっても性能は変わりません。
これは色を付ける着色料は少量であるためラバーの性能に影響を与えないことが理由です。
また、卓球メーカー大手のバタフライも「ラバーの色で性能は変わらない」ということを明言しています。詳しくは下記バタフライの公式ページに記載されています。
ラバーの色で性能は違いますか?|よくあるご質問|お客様サポート|バタフライ卓球用品 (butterfly.co.jp)
「黒のラバーは回転がかかりやすい」という話を聞くこともありますが、私は違いを感じたことはありませんので特に気にしなくて大丈夫です
カラーラバーを使用したことがあるプロ卓球選手
「それでもカラーラバーを使うのに勇気がいる…」という方のために、実際にカラーラバーを使っているプロ選手を紹介していきます。
カラーラバーを使ったことがあるトップ選手は以下の通りです。
・丹羽孝希
・クアドリ・アルナ
・ベルナデッテ・スッチ
・ペトリッサ・ゾルヤ
日本人選手では、丹羽考希選手がカラーラバーを使っていることで有名です。
海外選手では、ナイジェリアのクアドリ・アルナ選手(最高世界ランク10位)もカラーラバーを使っていた実績があります。
このように世界トップ選手でもカラーラバーを使って大会に出ていますので、性能に関して心配する必要はないかと思います。
まとめ:カラーラバーで卓球を楽しくプレーしましょう
ラバーに関しては自分の目的に合うものを選んでいくことが重要です。
これまで「シート種類」、「弾み」、「回転」、「コントロール」といった性能面や「価格」で選んできた人が多いと思います。
今回のカラーラバー導入によって「色」も選ぶ要素の1つになり、選択の幅が広がりました。
ラバーの色を選べることで、卓球の楽しみがまた1つ増えたのかなと思います
気になる方は是非カラーラバー使ってみて下さい、より卓球が楽しくなるかもしれません。
「ラバーの値段が高くてなかなか手が出せない…」という方は、こちらの記事でラバーをかなりお得に購入する方法を紹介していますので、参考にしてみてください。
参考になればうれしいです。
ありがとうございました。