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卓球の打ち方12種類を徹底解説!【完全網羅】

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こんにちは、村長です。

・卓球を始めたばかりでラリーが続かない

・色々な打ち方を知って、もっと卓球が上手くなりたい

卓球を始めてすぐの頃は、このように考える人も多いのではないかと思います。

私が卓球を始めたばかりの頃も、「色々な打ち方を知って早く上達したい!」と考えていましたので、気持ちはとても分かります。

そこで今回は、卓球で使われる打ち方の種類について、卓球を始めて日が浅い方でも分かるように丁寧に解説していきます。

村長

この記事を読めば、卓球で使われる打ち方について一通り全て把握することができます!

卓球の打ち方・種類①:ドライブ

ボールに前進回転をかけ、積極的に攻撃していく打ち方をドライブと呼びます。

第4回 フォアハンドドライブを究める!(笠原弘光)|卓球レポート

第10回 ツッツキに対するバックハンドドライブを究める!(高木和卓)|卓球レポート

回転のかけ方、スピードによって以下の6種類に分類されます。

・ループドライブ

・スピードドライブ

・パワードライブ

・カーブドライブ

・シュートドライブ

・ナックルドライブ

ループドライブ

強い前進回転をかけ、山なりの軌道を描くドライブをループドライブと呼びます。

軌道が山なりであるために、非常に安定して返球できるメリットがあります。

一方で、「ボールのスピードが遅いので返球されやすい」、「回転量が少ないとカウンターされやすい」といったデメリットもあります。

スピードドライブ

回転量を抑え、その分スピードを上げたドライブをスピードドライブと呼びます。

前進回転をかけているので、スマッシュより安定することに加え、スピードも速いので一発で打ち抜くことができる打ち方です。

ループドライブに比べ回転量が低下するので軌道が直線的になり、安定性が若干落ちることがデメリットです。

パワードライブ

強い回転量+速いスピードを両立させたドライブをパワードライブと呼びます。

ループドライブとスピードドライブの良いところを合わせたドライブで非常に強力な武器になります。

ただし回転、スピードを高いレベルで両立させる必要があるため、高い技術力が必要となります。

カーブドライブ

相手のフォアサイドに曲がっていくようなドライブをカーブドライブと呼びます。(右利きの場合)

フォアサイドに逃げていく軌道となるため、相手をフォア側に大きく動かしたいときに使います。

シュートドライブ

相手のバックサイドに曲がっていくようなドライブをシュートドライブと呼びます。(右利きの場合)

バックサイドに逃げていく軌道となるため、相手のバック側を攻めるときに使います。

ナックルドライブ

その名の通り回転をかけない、もしくは極端に回転量の少ないドライブをナックルドライブと呼びます。

前進回転がかかったドライブと混ぜて打ち分けることで、相手のネットミスを誘うことが可能です。

ただしナックルドライブを多用すると、回転量に慣れられて簡単にカウンターされてしまうデメリットもあります。

卓球の打ち方・種類②:ミート打ち

回転をかけず、弾くような打ち方をミート打ちと呼びます。

回転がかかっておらず、直線的な軌道であるため取りにくい球質になることが特徴です。

チャンスボールに対して強打する際や、前進回転のラリーで変化をつけるために使うことが多いです。

卓球の打ち方・種類③:ブロック

相手のドライブやスマッシュに対して前〜中陣で安定して返球する守りの技術をブロックと呼びます。

基本的には安定して返すための守りの技術ですが、変化をつけて相手のミスを誘うといったテクニックもあります。

大きく以下の4種類に分けられます。

・止めるブロック

・伸ばすブロック

・ナックルブロック

・カットブロック

止める、伸ばす、ナックルの3種類が一般的に使われるブロックです。

カットブロックは難易度がかなり高く、使う選手も限られるので、おまけ程度に見てもらえればと思います。

止めるブロック

一番オーソドックスな守りのブロックです。

ボールの勢いを抑えるので、強打されたときでも返球しやすいという特徴があります。

ただし、ただ返しているだけになってしまうので連続して攻撃されてしまう恐れがあります。

コースを狙っていくことが出来れば、止めるブロックでも相手を揺さぶることが可能です。

第3回 ブロックを究める!(笠原弘光)|卓球レポート

伸ばすブロック

前進回転を少し加える攻めのブロックです。

前進回転をかけているため、相手コートでバウンド後に伸び、連続攻撃を防ぐことが可能です。

相手の攻撃に対し自分から回転をかけていくので、止めるブロックに比べ難易度が高いです。

しかし難易度が高い分、この技術をマスターすれば非常に強い武器になります。

村長

止めるブロックができるようになったら是非伸ばすブロックにもチャレンジしてみましょう!

第14回 伸ばすブロックを究める!(松平健太)|卓球レポート

ナックルブロック

回転をかけない、もしくは極端に回転量の少ないブロックです。

通常のブロックは前進回転となりますが、ナックルブロックは回転がかかっていないので、前進回転だと思った相手のミスを誘うことが可能です。

止めるブロックのように当てると前進回転がかかってしまうので、回転をかけないように弾くようにブロックします。

止めるブロックができるようになったら、伸ばすブロックと並行して練習していきましょう。

村長

止める、伸ばす、ナックルと様々なバリエーションのブロックができるようになれば、ブロックで大量に得点を稼いでいくことも可能です!

ここまでの3種類が一般的に使われるブロックです。

次に説明するカットブロックは非常に難易度が高く、使う選手も限られるので

「そんな技術もあるんだ〜」くらいで読んでもらえればと思います。

カットブロック

下回転を加えて返球するブロックです。

通常、前進回転に対して前進回転で返球しますが、カットブロックは下回転で返球するため相手の意表をつくことができます。

ただし、威力のある前進回転を下回転で返球するのは非常に難易度が高いです。

スーパープレー集などに紹介されるような技術で、プロ選手ですら使う選手は限られており、その難易度の高さが分かるかと思います。

村長

使う選手が少ない=慣れていない、ということなので身につければ武器になるとは思います、気になる人はチャレンジするのも良いかもしれませんね

卓球の打ち方・種類④:プッシュ

ボールを押し込むようにして返球する打ち方をプッシュと呼びます。

主に片面ペンホルダーがバックで攻撃する際や、ペン粒の選手が攻撃する時に使います。

卓球の打ち方・種類⑤:カウンター

相手の攻撃に対し、更に自分から強く打ち返すことをカウンターと呼びます。

攻撃されている不利な状況でも、カウンターにより一発で形勢逆転することが可能です。

第2回 カウンタードライブを究める!(平野友樹)|卓球レポート

ただし決まれば一発で得点できることが多いですが、その分リスクも大きいです。

強い前進回転がかかっていたり、スピードが速いボールに対して自分から攻撃していくことはミスに繋がりやすいためです。

村長

カウンターは派手で得点につながりやすいですが、狙っていくためにはたくさんの練習が必要です

卓球の打ち方・種類⑥:ツッツキ

下回転に対して、下回転で長く返球する打ち方をツッツキと呼びます。

下回転に対して最も安定して返球できるので、初心者がまず覚えるべき基本技術の1つです。

ツッツキのレベルが上がっていくと、強い下回転をかけたり、卓球台の深い場所に返球することでカウンターを狙うことも出来るようになります。

村長

初心者だけでなく全てのレベルの選手に必須な技術ですのでしっかり練習していきましょう

卓球の打ち方・種類⑦:ストップ

下回転に対して、下回転で短く返球する打ち方をストップと呼びます。

卓球台からボールが1バウンドで出ないので、ドライブで攻撃されることを防ぐことが可能です。

低く、短くストップするためには、ボールの回転に合わせた適切なラケット角度、力加減が必要となります。

村長

ツッツキと比べると難しい技術ですが、攻撃させないためにも是非覚えてほしい技術です

卓球の打ち方・種類⑧:フリック

台上の短いボールに対して、攻撃する打ち方をフリックと呼びます。

フリックの利点としては、

「ドライブで攻撃できない、台上で2バウンドする短いボールに対して攻撃することが可能」

ということです。

ただし、ドライブのように体を大きく使うことができないので、コンパクトな振りで威力を出すためには十分な練習が必要です。

第21回 フリックを究める!(吉村真晴)|卓球レポート

また、チキータと呼ばれる技術もフリックの一種で、簡単に言うと横回転をかけたバックハンドフリックのことを指します。

第17回 チキータを究める!(浜本由惟)|卓球レポート

卓球の打ち方・種類⑨:流し

台上の短いボールに対して、ボールの左内側をこすり相手のバックサイドに流すような打ち方を流しと呼びます。

速いボールではないですが相手の逆を突くことで、その後のラリーを有利に進めることが可能です。

第7回 ストップに対する流しを究める!(松平健太)|卓球レポート

卓球の打ち方・種類⑩:カット

卓球台から距離をとり、相手のボールに下回転をかけて返球する打ち方をカットと呼びます。

カットの回転量の変化をつけることで、相手のミスを誘い得点していきます。

卓球の打ち方・種類⑪:ロビング

卓球台から距離をとり、相手の強打を高く打ち上げて返球する打ち方をロビングと呼びます。

相手に攻め込まれたり、チャンスボールで返してしまった際に、卓球台から距離を取って凌ぐときに使います。

ロビングの展開は基本的に劣勢の場面だと思うので、無理をせず高い山なりの軌道にして粘ることを意識しましょう。

卓球の打ち方・種類⑫:フィッシュ

卓球台から距離をとり、相手の強打を低い軌道で返球する打ち方をフィッシュと呼びます。

ロビングと違い低い軌道で返球するので、相手のミスを誘ったり、隙を見て反撃するために使います。

第28回 フィッシュを究める!(水谷隼)|卓球レポート

まとめ:卓球の打ち方の種類を知って、上達のヒントにしましょう

以上で卓球の打ち方12種類の紹介は終わりです、お疲れ様でした。

今回紹介した打ち方の種類さえ把握していれば、卓球をする上で困ることはよっぽどないかと思います。

また、今回紹介した打ち方12種類全てを身につける必要はありません。

なぜかと言うと、プレースタイルによって身につけるべき技術が全く違うからです。

村長

自分が「どんな卓球をしたいのか」、「どうやって得点・失点しているのか」を考えた上で、適切な打ち方を選んで習得していきましょう!

「これから卓球を始めようと考えている人」、「今のプレースタイルに悩んでいる人」は

下記記事で私のオススメするプレースタイルについて紹介していますので、もし良ければ参考にしてみてください。

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また、卓球する際にどんなことを考えるべきか分からない人は、下記記事で詳しく解説しているのでこちらも参考にしてみてください。

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以上、参考になればうれしいです。

ありがとうございました。

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