こんにちは、村長です。
卓球の試合に出る際に、
・シングルスの試合をする時の進め方がわからない
・大会に出る前に、念のため試合の進め方を確認しておきたい
といった疑問を持った人もいるのではないでしょうか?
私も今では何の疑問もなく試合できますが、
中学生で初めて試合に出る時はどうやって進めていいか分からず、アタフタしていたのを覚えています。
そこで今回は、20年間さまざまな試合に出続けてきた私が
大会でのシングルスの試合の進め方について初心者の方でも分かるように詳しく解説していきます。
シングルスの試合の進め方はシンプルです
この記事を読めば理解できるので安心して読み進めてもらえればと思います!
目次
卓球のシングルスの進め方①:自分の試合の順番を待つ
組み合わせを確認し、自分の試合の順番がくるまで待ちます。
私の場合、以下のように2個前の試合が放送で呼ばれたら準備し始めます。
また、配られた組み合わせを見ると、自分の名前が書いてある場所にコートナンバーが記載されていることもあるので確認しておく必要があります。
試合の順番が来たら、自分のコートに向かいましょう。
コートに入ったら、念のため対戦表(審判が得点を記入する用紙)を見て自分の名前が書かれているか確認しておきましょう!
卓球のシングルスの進め方②:2分間のラリー
コートに入ったら最大2分間のラリーを行います。
公認審判がつく試合では正確に時間を測ってくれますが、オープン戦ではアバウトです。
だいたいの場合、フォア打ち、フォアドライブ、バックをそれぞれ2球ずつ程度打って終わることが多いです。
大会によっては時短のために「試合前の練習は2球だけ」など指定されることもあります
卓球のシングルスの進め方③:ラケット交換
ラケットを交換しお互いの用具を確認します。
コロナ感染症が流行してからは、感染対策のため交換せずに見せ合うだけになりました。
相手の用具から、大まかなプレースタイルを知ることができます。
卓球のシングルスの進め方④:じゃんけん
じゃんけんを行い、勝つと「サーブ or レシーブ or コート」を選択することができます。
自分の戦略に合わせ選んでいくことが重要です。
基本的に1球目から攻撃できるサーブを選ぶ人が多いですが、レシーブを選ぶ人もいます。
サーブは慣れるまで時間がかかるので、サーブを選ぶと序盤はリードしやすいというメリットがあります。
一方レシーブを選ぶメリットとしては、9−9、10-8の大事な場面でサーブ側になれることです。
先ほど話したように、1ゲーム目はサーブ側を選んだほうが有利かもしれません。
しかし5ゲーム(最終ゲーム)目まで考えるとまた状況が変わってきます。
レシーブ側は最終ゲーム9-9という場面でサーブが回ってくるので、大事な局面でサーブからスタートできるメリットがあります。
サーブ・レシーブにそれぞれメリットがあるので、自分の戦略に合わせて選んでいくことが大事です
卓球のシングルスの進め方⑤:試合開始
じゃんけんが終わったら、試合開始となります。
サーブは2本交代で出し、11点先取すると1ゲームを取得することができます。
ただし10-10になった場合に限り、サーブは1本交代、2点差をつけた方がゲームを取得することができます。
勝利のためのゲーム数は大会の形式によって変わりますが、3ゲーム先取が多いです。
卓球のシングルスの進め方⑥:チェンジコート
どちらかが11点を取りゲームが終わると、1分間の休憩後にチェンジコートして次のゲームが始まります。
また最終ゲームに限り、どちらかが先に5点取るとチェンジコートを行います。
卓球のシングルスの進め方⑦:試合終了後の挨拶・握手
試合が終わったら対戦相手に挨拶をして握手します。ただし最近は感染症対策として、「ラケットの先端をコツンと触れさせる」方法も多くなっています。
試合に負けたとしても、最後は気持ちよく挨拶して終わりましょう!
卓球のシングルスの進め方⑧:結果を試合進行に報告
試合が終わったら結果を試合進行に報告します。
私の経験上、負けた選手が報告することがほとんどです。
ただし、大会によっては「勝った選手が報告」、「審判が報告」というパターンもあります。
事前の開会式で説明されることが多いので、聞いておきましょう
卓球のシングルスの進め方⑨:負けたら次の試合の審判をする
負けた場合、そのコートで行われる次の試合の審判を行います。
試合進行に結果を報告すると、次の試合の対戦表を渡されますので、台に戻り審判を行います。
負けて落ち込む気持ちはとてもよく分かりますが、ちゃんと審判をして帰りましょう。
ちなみに審判をしないと、、、
会場内全体への放送で「◯◯さん、1コートで審判をして下さい!」と個人の名前を呼ばれます、気を付けましょう
以上でシングルスの進め方は終わりです、お疲れ様でした。
まとめ:実際の卓球大会に出場し、シングルスの進め方を知っていきましょう
一通りシングルスの進め方が分かったら、実際の卓球大会に出場してみましょう。
今回説明したように進め方は難しくありませんが、実際の大会に出てみないとイメージできないこともあるかと思います。
大会出場方法、一日の流れについて分からないという方は、以下の記事で詳しく説明しているので参考にしてもらえれば思います。
それでは最後にもう一度、シングルスの進め方9STEPをまとめて終わりたいと思います。
①:自分の試合の順番を待つ
②:2分間のラリー
④:じゃんけん
⑤:試合開始
⑥:チェンジコート
⑦:試合終了後の挨拶・握手
⑧:結果を試合進行に報告
⑨:負けたら次の試合の審判をする
参考にしてもらえたらうれしいです。
ありがとうございました。