ノウハウ PR

【卓球】ホカバとは?年齢別5種目の全国大会について紹介します!

卓球のホカバとは?
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、村長です。

近年、幼い頃から競技をスタートさせるスポーツ選手が多くいます。

卓球に関しても同様で、ほとんどのトップ選手は小学生時代から厳しい練習を積み重ねてきています。

今回は、

・卓球でホカバっていう言葉を聞いたけど、どういう意味?

・卓球って年齢別に分けて大会があるの?

このような疑問を持った人に向けて

・ホカバの意味

・各年齢で出場可能な大会種目

について詳しく解説していきます。

村長

卓球は年代に分かれて試合がありますが、そこまで複雑でないので安心して読んでください!

卓球競技のホカバとは?

小学生が参加できる全国大会である「全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)」の頭文字をとってホカバと呼ばれています。

ホープス・カブ・バンビ3種目は学年別で以下のように分けられています。

ホープス: 小学6年生以下

カブ:   小学4年生以下

バンビ:  小学2年生以下

なお、ホープス・カブ・バンビに重複して参加することはできず、どれか1種目のみ出場可能となっています。

また、シングルスのみでダブルスはありません。

ホカバ特有の卓球ルール

卓球自体のルールは大人と変わりませんが、バンビ(小学2年生以下)のみ66cmの高さの卓球台を使用します。
(※通常の卓球台の高さは76cm)

バンビは小学2年生以下のため、身長を考慮してこの高さになっています。

村長

また、ホープス・カブ・バンビの全種目を通して1名がフェアプレー賞として表彰されることもホカバ特有です

過去に「全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)」の参加枠としてペンホルダー・カット型選手が参加できる特別推薦枠というものが存在していましたが、2022年から廃止されています。

卓球界でのホカバの位置づけ

将来の日本代表への登竜門という位置づけで、トップを目指す小学生全員が目標とする大会になっています。

これは、過去の日本代表選手の多くがホカバで優勝しているからです。

もちろんホカバ時代に実績を残しておらず、後から伸びてくる選手も多くいますが、1つの目安としてホカバ優勝を目指す選手が多いです。

村長

過去には水谷選手や福原愛選手をはじめ多くの選手が優勝しています

加えて、ホカバで結果を出すことでより充実した練習環境に身を置くことができることも理由の1つです。

日本卓球協会は低年齢から選手を強化していくために、小学生以下の選手を選抜した「ホープスナショナルチーム:HNT」を作っています。

HNTの選考基準はいくつかありますが、「全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)」である程度結果を出すことが必要となっています。

詳しい選考基準を知りたい方は以下のページに書かれていますので、参考にしてみてください。
2024年度男女HNT選手 選考基準について|日本卓球協会

以上の理由から、ホカバは将来の日本代表を目指す小学生の登竜門という位置づけの大会になっています。

ホカバ以外の年齢別の卓球種目

ホカバは小学生が出場する全国大会と説明してきましたが、小学生以外の年齢別の大会も存在しています。

大まかに分類すると以下4つに分けられます。

カデット:中学生以下

ジュニア:高校生以下

一般:年齢制限無し

マスターズ:30代以降

カデット

中学生が参加できる全国大会である全日本卓球選手権大会(カデットの部)のことを指し、以下3種目に分けられます。

中学1年生(13歳)以下シングルス

中学2年生(14歳)以下シングルス

中学2年生(14歳)以下ダブルス

カデットのシングルス2種目については重複して参加することはできず、どちら1種目のみ出場可能となります。

シングルス1種目とダブルス1種目の合計2種目に参加することは可能です。

村長

ホカバ、カデット両方に出場することも可能なので、有力な小学生はカデットにも出てきます

ジュニア

高校生が参加できる全国大会である全日本卓球選手権大会(ジュニアの部)のことを指します。

ジュニアの部はシングルス1種目のみとなっています。

高校2年生以下シングルス

ホカバ、もしくはカデットに出場していたとしても並行して出場することが可能です。

一般

日本で最も権威のある大会である全日本卓球選手権大会(一般の部)のことを指し、以下3種目に分けられます。

シングルス

ダブルス

混合ダブルス

年齢制限はなく、ホカバ、カデット、ジュニア全て並行して出場することが可能です。

村長

最近では2024年に大野颯真選手がホープス・カデット・ジュニア・一般全てに出場していますね

マスターズ

30歳以降が参加できる全国大会である全日本卓球選手権大会(マスターズの部)のことを指し、以下の年齢に分かれて試合が行われます。

サーティ:30歳以上

フォーティ:40歳以上

フィフティ:50歳以上

ローシックスティ:60歳以上

ハイシックスティ:65歳以上

ローセブンティ:70歳以上

ハイセブンティ:75歳以上

ローエイティ:80歳以上

ハイエイティ:85歳以上

なお、全てシングルスのみとなっています。

まとめ:ホカバとは小学生が出場できる卓球の全国大会のこと

最後にもう一度ホカバについてまとめます。

「全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)」の頭文字をとってホカバと呼ばれる

ホープス: 小学6年生以下

カブ:   小学4年生以下

バンビ:  小学2年生以下

1種目のみ参加可能

シングルスのみ

ホカバは将来の日本代表を目指すような人もいますが、そうではなく好きで卓球している人たちも多く参加します。

小学生で真剣に卓球したいという人や、自分の子どもが卓球をやっている方も、是非挑戦してみて欲しい大会です。

村長

遊びで卓球をやっていたけど、ホカバに出たことがキッカケで真剣に卓球取り組むようになった小学生も多いです

皆さんの参考になればうれしいです。

ありがとうございました。