・卓球マシンを買いたいけど、どれを選んだらいいか分からない
・おすすめの卓球マシンを教えてほしい
卓球マシンはうまく活用することで効率よく練習することが可能です。
しかし、マシンの種類が多く値段も高いため「どれを選んでいいか分からない」と悩んでいるケースが多いです。
そこで本記事では、卓球歴20年で10種類以上の卓球マシンを利用した経験がある私が、
・おすすめ卓球マシン3選
・卓球マシンを選ぶ際に考える6つのポイント
を紹介します。
この記事を最後まで読めば、あなたに最適な卓球マシンを選ぶことができます。
自分の目的にあわせて卓球マシンを選びましょう!
目次
卓球マシンおすすめ3選
数ある卓球マシンの中から、目的別におすすめできる卓球マシンを3つ厳選して紹介していきます。
「Y-M-40+」【ヤサカ】:コスパ、持ち運びやすさを重視したい人向け
軽量で持ち運びやすく、値段も手頃な卓球マシンがY-M-40+です。
機能としては、以下の通りです。
・前進回転、下回転の2種類に対応
・首振り:フォア、バック1回ずつ
・フォア、フォアミドル、ミドル、バックミドル、バックの5点にランダム配球が可能
・ピッチの速さ調整
複雑な機能はありませんが、前進回転、下回転のボールを出すことができるので、初心者の方が打ち方を習得するのに最適です。
卓上型であるため、車や大きめのバックを用意すれば十分持ち運び可能となっています。
価格としても6万円程度で購入できるため、比較的手が出しやすいこともメリットです。
なお、捕球ネットは付いていないので注意しましょう。
「ロボポン2040」【三英】:基礎を固めたい人向け
基礎を固め、よりレベルアップできる卓球マシンがロボポン2040です。
機能としては以下の通りです。
・前進回転、下回転、横回転、全てに対応
・首振り:左右1回ずつ
・首振りスピード調整
・ボールのスピード調整
・ピッチの速さ調整
・ボールの高さ調整
発射口のローラーの位置を調整することで、前進回転、下回転、横回転、全ての回転に対応することが可能です。
ボールの高さも変えることができるので、チャンスボールを打つ練習もできます。
さらに、首振り速度とピッチを違う値になるように調整することで、ランダム配給に近い状態を再現することもできます。
ネット付きであるため、ボール拾いの時間を大幅に短縮することができるのもポイントです。
複雑なパターン練習以外ほとんど実現可能ですので、単調な基礎練習では物足りない中級者の方におすすめします。
電源コードが若干短いので、延長コードも用意しておきましょう!
「オムニプロ」【VICTAS】:ハイレベルな練習をしたい上級者向け
実戦により近い練習をしっかり行うことができるのがオムニプロです。
主な機能としては以下の通りです。
・前進回転、下回転、横回転、全てに対応
・首振り:卓球台全面、ボールの高さ調整
・ボールの回転量、スピード調整
・ピッチの速さ調整
・自作練習プログラムによる多点練習
・コースのランダム設定
オムニプロ最大の特徴は、練習プログラムを自分で作成可能であることです。
この機能により、他のマシンでは練習できない複雑なパターンで練習することが可能となります。
例えば、飛びつきを練習したいのであれば以下のようなプログラムを組むことで実現可能です。
1球目:フォア前に短い下回転
2球目:バックに長い下回転
3球目:フォアに長い前進回転
加えて、卓球台全面にランダム配球することも可能であるため、実戦に近いハイレベルな練習を行うこともできます。
スタートする度に、毎回「start training!」という音声が流れます。あえて言うなら、この音が大きいのが気になる程度です笑
値段は高価ですがその分ハイスペックであるため、しっかり練習したい人であれば買っても満足できるかと思います。
卓球マシンおすすめ3選を徹底比較!
商品名 | 価格 | 持ち運び | 性能 | 捕球ネット有無 | おすすめできる人 |
---|---|---|---|---|---|
Y-M-40+ |
52,358円 | ◎ | △ | 無 | コスパ重視する人 |
ロボポン2040 |
88,000円 | ◯ | ◯ | 有 | 基礎を固めたい人 |
オムニプロ |
434,500円 | ◯ | ◎ | 有 | ハイレベルな練習をしたい人 |
紹介した3つの卓球マシンを「持ち運び」「性能」「捕球ネット有無」でそれぞれ比較しました。マシン選びの参考にしてください。
卓球マシンを選ぶ際の6つのポイント
卓球マシンの性能は様々です。以下のポイントを軸にすることで、後悔しない選び方をすることができます。
①持ち運び可能であるか
②回転の種類
③回転量、スピード
④コース
⑤捕球ネットの有無
⑥料金
卓球マシンを選ぶ際のポイント①:持ち運び可能であるか
卓上型、床置き型の2種類があります。
練習場にマシンを持ち運んで使いたい方は、小型で持ち運び可能な卓上型がおすすめです。
床置き型は、サイズが大きく持ち運びには適しません。卓球台を所有している方以外は、卓上型を選びましょう。
卓球マシンを選ぶ際のポイント②:回転の種類
マシンが対応している回転の種類を確認しましょう。主に下記3タイプに分かれます。
・前進回転のみ
・前進回転、下回転の2種類
・全種類の回転に対応
卓球マシンを選ぶ際のポイント③:回転量、スピード
回転量、スピードが調整できるか確認しましょう。
・調整できないもの
・5段階で調整できるもの
・20段階で調整できるもの
上記は一例ですが、全く調整できないものから20段階まで細かく調整できるものまで様々です。
実戦に近い練習を行いたい方は、より細かく調整できるものを選ぶようにしましょう。
卓球マシンを選ぶ際のポイント④:コース
下記4つの観点でコースが指定できるか確認しましょう。
・左右コース
フォア、ミドル、バックのように左右にコース指定できる
・前後コース
台上、ロング、ハーフロングのように前後にコース指定できる
・上下コース
高いチャンスボール、ネットギリギリのボールといったように高さを調整できる
・ランダムコース
ランダムなコースに送球できる
高性能なマシンには、前後左右を組み合わせたコース指定が可能な製品もあります。
卓球マシンを選ぶ際のポイント⑤:捕球ネットの有無
ネット付きであれば、使ったボールを自動的に回収し再利用することができるため、ボール拾いの回数を減らすことが可能です。
マシン練習自体効率の良い練習ですが、より練習効果を高めたい方はネット付きの卓球マシンがおすすめです。
卓球マシンを選ぶ際のポイント⑥:料金
性能が上がるほど料金も上がり、高いものでは50万円近いものもあります。
そのため自分の目的を考えてマシンを選ぶことが大事です。
例えば、上級者の方であっても「マシンは下回転を打つ練習だけに使う」という目的であれば高スペックなマシンは必要ありません。
一方、初心者の方であっても「人と練習する時間が取れないのでマシンを主な練習相手にしたい」という目的であれば高スペックなマシンを買うべきです。
マシンは高い買い物です
後で後悔しないよう、自分の目的を考えた上で慎重にマシンを選びましょう!
卓球マシンのデメリット
うまく活用できれば効果が高い卓球マシンですが、デメリットも存在します。
①対人で受けるボールとは違う
②実戦形式の練習ができない
③初期費用がかかる
①対人で受けるボールとは違う
マシン練習では自分の打球したボールに関係なく、一定スピード・回転のボールが送球されます。
一方で対人練習では、自分の打球したボールに合わせて相手が返球します。
そのため自分が打球したボールの回転やスピードによって、都度返球されるボールも変化します。
この変化をマシン練習で再現するのは難しく、対人練習でカバーしていく必要があります。
②実戦形式の練習ができない
実戦では対戦相手の心理状況やプレースタイルによって、戦略を立てる必要があります。
しかし、マシン相手ではこれらの対応力を鍛えることができません。
大会に積極的に参加することで実戦の経験を積んでいく必要があります。
③初期費用がかかる
ある程度の性能を求めると値段が高くなってしまいます。
目的を考えて最適なマシンを慎重に選んでいくことが大事です。
デメリットを理解したうえで、マシンを選んでいきましょう!
卓球マシンのメリット
卓球マシンのメリットは主に以下の3つです。
①1人で練習できる
②特定の技術を繰り返し練習できる
③効率よく練習できる
①1人で練習できる
自分の都合に合わせて好きなだけ練習することができます。
対人練習の場合、自分だけでなく相手の都合も考えなければなりません。
しかし、マシンであれば自分だけの都合で練習できるため、忙しい社会人であっても無理なく練習時間を確保できます。
②特定の技術を繰り返し練習できる
卓球マシンは一定のボールを送球できるので、特定技術を効率よく習得できます。
対人練習で下回転に対するドライブを練習する場合、1回のラリーで1度しか打球できません。しかし、マシンであれば下回転ボールを繰り返し送球できるため、効率よく練習することが可能です。
③数多くのボールを打球できる
捕球ネット付きタイプを使用すれば、ボールを拾う必要がなく半永久的に練習することができます。
打ち方の定着や、フットワークを鍛える際に大きな効果を発揮します。
デメリットよりメリットが勝つ!と思ったらマシン購入を検討していきましょう
まとめ:卓球マシンを活用することで1人でも上達できる
卓球は対人スポーツなので、普通に練習しようと思ったら相手を見つける必要があります。しかし、卓球マシンがあれば自分の都合の良い時間に好きなだけ練習することが可能となります。
忙しい社会人の方や、練習相手の都合がなかなか合わない方は卓球マシンを活用していきましょう。
商品名 | 価格 | 持ち運び | 性能 | 捕球ネット有無 | おすすめできる人 |
---|---|---|---|---|---|
Y-M-40+ |
52,358円 | ◎ | △ | 無 | コスパ重視する人 |
ロボポン2040 |
88,000円 | ◯ | ◯ | 有 | 基礎を固めたい人 |
オムニプロ |
434,500円 | ◯ | ◎ | 有 | ハイレベルな練習をしたい人 |
以上、参考になればうれしいです。
ありがとうございました。