こんにちは、村長です。
卓球は世界中で4,000万人以上の愛好者、競技者が存在していると言われており、非常に人気があるスポーツの1つです。
1926年に始まった世界卓球、1988年から新たに加わったオリンピック種目など、国同士で競う国際大会も多くあります。
最近卓球に興味を持った方は、
・卓球の強い国ってどこなの?
・最近テレビで卓球の試合を見ることが増えたけど、日本って強いの?
という疑問を持つのではないかと思います。
そこで今回は、
・卓球が強い国
・日本はどれくらい強いのか
について、卓球に詳しくない方でも分かるように丁寧に解説していきます。
世界の強い国を知って卓球観戦をもっと楽しいものにしていきましょう!
目次
2024年現在の国別での卓球世界ランキング1位は男女ともに中国
2024年7月現在の世界ランキング1位は全て中国が占めています。
競技種目 | 世界ランキング1位 |
---|---|
男子団体 | 中国 |
女子団体 | 中国 |
男子シングルス | 王楚欽(中国) |
女子シングルス | 孫穎莎(中国) |
男子ダブルス | 馬龍 / 王楚欽(中国) |
女子ダブルス | 陳夢 / 王曼昱(中国) |
また、オリンピックでは2008年から2021年の過去4大会全てにおいて男女で中国が金メダルを取っています。
以上から分かるように、ここ10年以上は中国が常にトップを走ってきました。
世界の卓球界での日本の立ち位置
ここまでの説明で中国が強いことは分かったかと思います。続いて私たち日本はどれくらいの立ち位置にいるのかについて解説していきます。
2024年7月現在の国別世界ランキングは以下の通りで、男女とも世界的にも強豪国という位置にいます。
日本男子:4位
日本女子:2位
日本男子の立ち位置
日本男子はチームランキングで世界4位という位置にいます。
シングルスの世界ランキング上位5人は以下の通りです。
張本智和選手:世界ランキング9位
戸上隼輔選手:世界ランキング15位
松島輝空選手:世界ランキング27位
吉村真晴選手:世界ランキング35位
篠塚大登選手:世界ランキング39位
最近では年間を通して開催される国際大会において、世界トップの中国選手を倒すこともあるほどでトップに近づいています。
日本女子の立ち位置
日本女子はチームランキングで世界2位、中国に次ぐ2番手というポジションにいます。
シングルスの世界ランキング上位5人は以下の通りです。
早田ひな:世界ランキング5位
張本美和:世界ランキング7位
伊藤美誠:世界ランキング9位
平野美宇:世界ランキング13位
木原美悠:世界ランキング22位
2024年2月に開催された世界卓球釜山では中国相手に破れはしたものの、2-3と非常に惜しい結果でした。
2位ではあるものの、ここ最近で中国との差は間違いなく縮まってきており、今後中国を超えて世界トップに届く可能性を秘めています。
日本は世界的にも強豪国であり、非常に強い国であることが分かったかと思います
次に中国と日本以外の強い国について紹介していきます。
世界各国での卓球の強い国
2024年7月時点での国別世界ランキングは以下の通りです。
世界ランキング | 男子 |
---|---|
1位 | 中国 |
2位 | ドイツ |
3位 | フランス |
4位 | 日本 |
5位 | チャイニーズ・タイペイ |
世界ランキング | 女子 |
---|---|
1位 | 中国 |
2位 | 日本 |
3位 | 韓国 |
4位 | ルーマニア |
5位 | ドイツ |
個人世界ランキングは以下の通りです。
世界ランキング | 男子 |
---|---|
1位 | 王楚欽(中国) |
2位 | 樊振東(中国) |
3位 | ウーゴ・カルデラノ(ブラジル) |
4位 | 梁靖崑(中国) |
5位 | フェリックス・ルブラン(フランス) |
世界ランキング | 女子 |
---|---|
1位 | 孫穎莎(中国) |
2位 | 陳夢(中国) |
3位 | 王曼昱(中国) |
4位 | 王藝迪(中国) |
5位 | 早田ひな(日本) |
以上からも分かる通り、個人の実力においても中国の選手が上位を占めています。
また、最近のデータとして、2001年以降の世界卓球団体戦の結果(ベスト4以上)をまとめました。
■男子
金メダル | 銀メダル | 銅メダル | 合計 | |
---|---|---|---|---|
中国 | 11 | 0 | 0 | 11 |
ドイツ | 0 | 6 | 1 | 7 |
韓国 | 0 | 2 | 7 | 9 |
日本 | 0 | 1 | 4 | 5 |
香港 | 0 | 0 | 2 | 2 |
台湾 | 0 | 0 | 2 | 2 |
スウェーデン | 0 | 0 | 2 | 2 |
イングランド | 0 | 0 | 1 | 1 |
■女子
金メダル | 銀メダル | 銅メダル | 合計 | |
---|---|---|---|---|
中国 | 10 | 1 | 0 | 11 |
日本 | 0 | 5 | 5 | 10 |
香港 | 0 | 2 | 5 | 7 |
シンガポール | 1 | 2 | 1 | 4 |
北朝鮮 | 0 | 1 | 1 | 2 |
台湾 | 0 | 0 | 2 | 2 |
韓国 | 0 | 0 | 2 | 2 |
ドイツ | 0 | 0 | 2 | 2 |
ベラルーシ | 0 | 0 | 1 | 1 |
フランス | 0 | 0 | 1 | 1 |
以上の結果から分かることとしては
・男女ともトップはアジアが多い
・アジアの次点でヨーロッパの国が強い傾向
ということです。
実際のところ世界ランキングトップ20ヶ国の内、アジア、ヨーロッパで8〜9割を占めています
アジアで卓球の強い国
続いてアジアの強い国についてより詳細に説明していきます。
アジア地域の中で世界ランキング上位の国を上から5つリストアップしました。
世界ランキング | 男子 |
---|---|
1位 | 中国 |
4位 | 日本 |
5位 | チャイニーズ・タイペイ |
6位 | 韓国 |
14位 | インド |
世界ランキング | 女子 |
---|---|
1位 | 中国 |
2位 | 日本 |
3位 | 韓国 |
6位 | ホンコンチャイナ |
7位 | チャイニーズ・タイペイ |
この表からも、世界トップの多くをアジアの国が占めていることが分かるかと思います。
ヨーロッパで卓球の強い国
アジアの次に強い国が多かったヨーロッパについて説明していきます。
ヨーロッパの中で世界ランキング上位の国を上から5つリストアップしました。
世界ランキング | 男子 |
---|---|
2位 | ドイツ |
3位 | フランス |
7位 | スウェーデン |
8位 | ポルトガル |
10位 | デンマーク |
世界ランキング | 女子 |
---|---|
4位 | ルーマニア |
5位 | ドイツ |
8位 | フランス |
12位 | ポーランド |
15位 | スウェーデン |
世界でも上位であるドイツでは、卓球のプロリーグであるブンデスリーガがあり、世界中からプロ卓球選手が集まってきます。
このような良い環境があるために、ドイツの選手、ヨーロッパの選手は強くなっていき世界トップの実力を持つことができるのだと思います。
その他の地域で卓球の強い国
アジア、ヨーロッパに強い国が多いということを説明してきましたが、それ以外の地域でも卓球の強い国はあります。
男女それぞれ世界ランキング上位から5ヶ国を紹介していきます。
世界ランキング | 男子 |
---|---|
9位 | ブラジル |
13位 | エジプト |
15位 | オーストラリア |
17位 | イラン |
21位 | ナイジェリア |
世界ランキング | 女子 |
---|---|
9位 | エジプト |
10位 | ブラジル |
14位 | アメリカ |
23位 | オーストラリア |
25位 | チリ |
ブラジルと聞くとサッカーを思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、実は卓球でも世界ランキング9位の強豪国です。
このようにアジア、ヨーロッパ以外でも強い国はあります。
まとめ:卓球の強い国はアジア、ヨーロッパが多い
卓球の強い国について色々と紹介してきました、最後にもう一度まとめます。
①2024年現在で男女ともに中国が世界ランキング1位
②日本は強豪国(世界ランキング 男子4位、女子2位)
③アジア、ヨーロッパの国々で強い国が多い
日本は世界的にも強豪国であり、今後のオリンピックや世界大会でも十分にメダルを狙える位置にいます。
テレビなどでも頻繁に放送されているので気が向いたら観戦してみて下さい!
パリオリンピックの情報に関しては、「2024年パリオリンピック情報を完全網羅!日本代表・日程・組合せ・放送予定を紹介」という記事にまとめています。
なお、各国の代表にもなっているトップ選手同士の試合はオリンピック以外でも見ることが可能です。
日本最高峰のプロリーグであるTリーグでは、世界からトップ選手が集結し試合を行います。Tリーグを見る方法はいくつかありますが、Amazon prime videoで見ることが圧倒的におすすめです。
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詳しくはこちらの記事で解説しているので、卓球観戦に興味をもった方は是非読んでみて下さい!
少しでも卓球に興味を持ってもらえたらうれしいです。
ありがとうございました。