ルール PR

卓球のダブルスルール14項目を徹底解説!【完全網羅】

卓球のダブルスルール14項目を徹底解説!【完全網羅】
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、村長です。

卓球では1対1で行われるシングルス、2対2で行われるダブルスの2つの試合形式があります。

2対2で行われるダブルスは、シングルスと異なるルールが多数存在します。

ダブルスをやったことがない方や慣れていない方は、

・ダブルスってルールが複雑で難しそう…

・サーブやレシーブの順番がよく分からない

といった疑問を持っている方もいるのではないかと思います。

私も卓球を始めたばかりの頃は、ダブルスのルールをよく理解できておらず、なんとなくダブルスをやることを避けていました。

しかしダブルスを何度も経験していく内に、非常に面白い種目であることが分かり、ルールが分からないという理由でプレーを避けていたのを後悔しました。

そこで今回は当時の私と同じように、「ダブルスのルールがよく分からない」という方に向けて卓球歴20年の私が、ダブルスのルールについて初心者でも分かるように丁寧に解説していきます。

村長

図を使ってなるべく分かりやすく説明していくので、安心して読み進めて下さい!

目次

卓球ダブルスの5つのサーブルール

まず初めにダブルスのサーブルールについて解説していきます。

ダブルスのサーブルールは以下の5つです。

①セット開始時サーブ権を持つペアが、サーブを出す選手を決める

②2本連続で同じ選手がサーブを打つ

③コート右反面から対角線に打つ

④ネットに触れた場合、相手コート左反面に入ればやり直し

⑤パートナーの体でボールを隠してはいけない

ダブルスのサーブルール①:セット開始時サーブ権を持つペアが、サーブを出す選手を決める

セット開始時にペア2人のどちらの選手がサーブを出すか自由に決めることができます。

例えば1セット目開始時にサーブを出す人と、3セット目開始時にサーブを出す人が同じでも、違ってもどちらでも問題ありません。

ダブルスのサーブルール②:2本連続で同じ選手がサーブを打つ

サーブは2本連続で同じ選手が打ちます。

自分がサーブを出した後、ペアの選手がサーブを出す、というのはNGです。

ダブルスのサーブルール③:コート右反面から対角線に打つ

ダブルスでは、サーブのみコート右反面から対角線に打つ必要があります。

ダブルスサーブルール

1バウンド目、2バウンド目のどちらかが、この領域以外でバウンドするとサーブミスとなり相手の得点となります。

ダブルスサーブルール_NG例1
ダブルスサーブルール_NG例2

また、少し分かりにくいですが、白線の上であればコートに入ったことになりサーブミスとなりません。

ダブルスサーブルール_OK例

ダブルスのサーブルール④:ネットに触れた場合、相手コート左反面に入ればやり直し

ネットに触れて相手コートに入った場合、左反面でバウンドすればサーブやり直しとなります。

しかし、ネットに触れた後右反面でバウンドすると、サーブミスとなり相手の得点となります。

ダブルスサーブルール_ネットイン

ダブルスのサーブルール⑤:パートナーの体でボールを隠してはいけない

相手から見えないようにボールを隠してはいけません。

ダブルスの場合、パートナーの体を使って隠すことも違反となります。

卓球ダブルスの3つのレシーブルール

次に3つのレシーブルールについて解説していきます。

①第1セット開始時サーブを出す人が決まった後、レシーブ側がレシーブする選手を決める

②2回連続で同じ選手がレシーブする

③相手コートのどこに返球してもOK

ダブルスのレシーブルール①:第1セット開始時サーブを出す人が決まった後、レシーブ側がレシーブする選手を決める

第1セット開始時、サーブを出す選手が決まった後に、レシーブ側がレシーブする選手を決めます。

ダブルスのレシーブルール②:2回連続で同じ選手がレシーブする

サーブは2本交代となりますが、相手サーブに対して2回連続で同じ選手がレシーブを行います。

ダブルスのレシーブルール③:相手コートのどこに返球してもOK

相手コートのどこに返球しても問題ありません。

サーブのコースが対角線で指定されていることから、一般的にレシーブ側が有利と言われています。

卓球ダブルスの6つのローテーション(打つ順番)ルール

続いてダブルスのローテーションルール6つについて解説します。

①サーブを2回打った後はパートナーがレシーブをする

②直前に2回レシーブした選手が次のサーブを打つ

③ラリー中はペアで交互に打つ

④セットが変わると打つ順番が変わる

⑤最終セットはどちらかが5ポイント取ると、レシーブ順を入れ替える

⑥打つ順番を間違えた場合、正しい順番に戻して試合再開する

ダブルスのローテーションルール①:サーブを2回打った後はパートナーがレシーブをする

サーブを2回打った後は、パートナーと交代しパートナーがレシーブをします。(下図参照)

ダブルスローテーションルール2

ダブルスのローテーションルール②:直前に2回レシーブした選手が次のサーブを打つ

直前に2回レシーブをした選手が次にサーブを打ちます。(下図参照)

ダブルスローテーションルール1

ダブルスのローテーションルール③:ラリー中はペアで交互に打つ

ラリー中はペアで交互に打つ必要があります。

同じ選手が2回連続で打つと相手の得点となります。

ダブルスのローテーションルール④:セットが変わると打つ順番が変わる

セット内では常に同じ相手のボールを受けることになりますが、セットが変わるとローテーションが変わり打つ順番が入れ替わります。(下図参照)

ダブルスローテーションルール3

ダブルスのローテーションルール⑤:最終セットはどちらかが5ポイント取ると、レシーブ順を入れ替える

最終セットはどちらか先に5ポイント取るとレシーブ順を入れ替えます。(下図参照)

ダブルスローテーションルール4

ダブルスのローテーションルール⑥:打つ順番を間違えた場合、正しい順番に戻して試合再開する

打つ順番を間違えていることに気付いた場合、正しい順番に戻して試合を再開します。

なお、それまでの点数は全て有効となります。

卓球のダブルスルールまとめ

最後に今回解説したダブルスのルールをまとめます。

■ダブルスのサーブルール

①セット開始時サーブ権を持つペアが、サーブを出す選手を決める

②2本連続で同じ選手がサーブを打つ

③コート右反面から対角線に打つ

④ネットに触れた場合、相手コート右反面に入ればやり直し

⑤パートナーの体でボールを隠してはいけない

■ダブルスのレシーブルール

①第1セット開始時サーブを出す人が決まった後、レシーブ側がレシーブする選手を決める

②2回連続で同じ選手がレシーブする

③相手コートのどこに返球してもOK

■ダブルスのローテーション(動き方)ルール

①サーブを2回打った後はパートナーがレシーブをする

②直前に2回レシーブした選手が次のサーブを打つ

③ラリー中はペアで交互に打つ

④セットが変わると打つ順番が変わる

⑤最終セットはどちらかが5ポイント取ると、レシーブ順を入れ替える

⑥打つ順番を間違えた場合、正しい順番に戻して試合再開する

「ローテーションが複雑でちょっと分からなかった…」

と感じた方もいるかも知れません。

そのように感じた方は、実際に練習でダブルスをやってみることをおすすめします。
数回試合をすれば、すぐにローテーションの動き方に慣れることができるようになります。

また、もし間違えてしまってもそこまで気にする必要はありません。割とみんな順番を間違えます。

村長

私も20年卓球を続けていますが、いまだに間違えることがあります…

ダブルス以外のルールに関してはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にして下さい。

卓球の基本ルールとは?初心者でも分かるように簡単に解説します!
卓球の基本ルールとは?初心者でも分かるように簡単に解説します!卓球の基本ルールを初心者でも分かるように簡単に解説していきます。シングルス、ダブルスで若干違うので、それぞれ個別に基本ルールを分かりやすく説明していきます。...

参考になればうれしいです。

ありがとうございました。