【厳選】おすすめ卓球台7選！目的別に徹底比較！【2024年版】

卓球台は値段が高いため、購入する際に「なるべく失敗したくない」と悩んでしまう方が多いです。

私は卓球を始めて20年になりますが、その間に様々な卓球台を使ってきました。中には、折りたためずスペースを取るものや、ボールの弾みが弱いものなど、さまざまな種類の卓球台がありました。

しかし、卓球を初めたばかりの方や、卓球台に詳しくない方がその違いを判断することは非常に難しいです。

そこでこの記事では、卓球に詳しくない方でも迷わず卓球台を選べるように「卓球台の選び方」、「卓球台の配送、搬入に関する確認項目」、「目的別おすすめ卓球台」を解説します。

この記事を読めば、卓球に詳しくない方でも失敗することなく、理想の卓球台を選べるはずです。

目的別で選ぶ｜家庭用おすすめミニ卓球台

室内でも手軽に卓球を楽しみたい方におすすめなのが、家庭用ミニ卓球台です。

長さ180.5cm、幅90cm、高さ76cmと室内でも設置できるコンパクトなサイズです。
また、折りたたむことができるため使用していない時はスペースを取らずに収納できます。

家庭用でありながら、卓球台の天板が競技用に近い品質であることも大きなポイントです。

目的別で選ぶ｜レジャー用おすすめミニ卓球台

アウトドア好きな方におすすめなのが、レジャー用ミニ卓球台です。

この卓球台は、持ち手が付いており持ち運びがしやすくなっています。
また、ネットを外せばテーブルとしても使えるためアウトドアでの使用にも非常に便利です。

目的別で選ぶ｜料金が安いおすすめ卓球台

「しっかり練習したいけど、なるべく安く卓球台を買いたい」
という方は卓球台（ティゴラ）がおすすめです。

その理由は、卓球台本体の価格と送料が他の卓球メーカーに比べ圧倒的に安いからです。

一般的な卓球メーカーが販売する卓球台（国際規格サイズ）を自宅に設置する場合、最低でも12万円程度の費用がかかります。（卓球台8万円＋送料4万円）

しかし、この卓球台は本体価格と送料を合わせても約4万円で購入することが可能です。

また家に卓球台が到着した際には、業者が全ての搬入を行ってくれます。他のメーカーでは配達員が1人しかいないため、搬入時に手伝いが必要になることが多いです。

さらに5,500円のオプションで、「玄関先から指定場所までの移動」「開梱・組立」「梱包資材回収」を行ってくれます。組立に不安がある方は、このオプションを付けると安心です。

目的別で選ぶ｜真剣に卓球を頑張りたい方向けおすすめ卓球台

「真剣に卓球を頑張っていきたい」
という方はIS180（三英）がおすすめです。

その理由は、本格的な競技用卓球台の中でも価格が比較的手頃で、重量も軽めであるため自宅でも扱いやすいからです。

一般的な競技用卓球台の本体価格は10万円〜40万円、重さは100kg〜130kg程度です。一方で、IS180は本体価格8万円、重さ95kgと比較的安価で軽量となっています。

さらに、メーカーが国内シェアNo.1の三英（SAN-EI）であることから、その品質は間違いありません。

目的別で選ぶ｜小さい子供(小学2年生以下)向けおすすめ卓球台

身長が低いお子さんがいる家庭におすすめなのが、卓球台 TABLE-K+(アンドロ)です。

この卓球台は、小さいお子さんでも楽しめるように設計されています。

通常の卓球台の高さは76cmですが、小さいお子さんだと身長が足りず、卓球を十分に楽しめないことがあります。しかし、TABLE-K+は高さを10cm低い66cmに調整することが可能です。

さらに、安全基準をクリアした証であるSGマーク付きなので、安全性も高く安心して使用できます。

成長に伴い卓球台の高さを76cmに戻すことも可能であるため、子どもから大人になるまで長く卓球台を使いたい方におすすめです。

目的別で選ぶ｜最高品質のおすすめ卓球台

「最高品質の卓球台が欲しい」
という方はABSOLUTE-W[Advanced]がおすすめです。

この卓球台は、日本で最も権威のある「全日本卓球選手権大会」でも使用されており、間違いなく最高品質の卓球台と言えます。

また、卓球台の脚部が中央に寄せられているため、車椅子にも対応した設計になっています。

さらに、「レジュブルー」と呼ばれる鮮やかな色も人気の理由の1つです。

目的別で選ぶ｜家具としても使えるおしゃれな卓球台

「普段は家具として使える卓球台が欲しい」
という方はピンポンワークテーブルがおすすめです。

木目調のデザインであるため、普段はダイニングテーブルやワークテーブルとして使用できます。

この卓球台は、オフィス家具ブランドとして有名なGarageと、卓球台国内シェアNo.1の三英（SAN-EI）が共同開発した製品です。そのため、家具として洗練されたデザインでありながら、サイズやボールの弾みも公式基準と同じ性能を持ち、本格的に卓球を楽しむことができます。

「卓球のためだけに購入するのが難しい」と感じる家庭でも、普段はテーブルとして使えるため非常に実用的でおすすめです。

卓球台おすすめ人気ランキング7選を徹底比較！

目的別おすすめ卓球台7選を項目ごとに比較しました。

卓球台の選び方11ポイントを解説！

「具体的に何を基準に考えればいいの？」と疑問を持つ方がほとんどだと思います。
卓球台選びで失敗しないためにも、詳しい選び方11ポイントを解説していきます。

①サイズ

卓球台のサイズは上記の2種類に分けられます。

本格的に練習したい方は国際規格サイズを、遊び目的の方は家庭用サイズを選びましょう。

国際規格サイズ

国際規格サイズは「長さ274cm、幅152.5cm、高さ76cm」です。このサイズを設置するには最低でも10畳程度のスペースが必要です。

家庭用サイズ

家庭用サイズには様々な大きさがあります。例えば「長さ162cm、幅83cm、高さ70cm」の卓球台なら、小さめの部屋でも問題なく使用することができます。

②高さ調整機能があるかどうか

身長が低い小学校低学年のお子さんが使うのであれば、高さ調整機能付きの卓球台がおすすめです。

なぜなら、通常の卓球台だと高さが合わず十分に卓球を楽しめないからです。

一般の卓球台は高さ76cmですが、高さ調整機能付きの卓球台は66cmまで下げることができます。実際に、正式な大会でも小学2年生以下（バンビの部）は10cm低い卓球台が使用されます。

10cm低い66cmで固定されたジュニア専用卓球台もありますが、成長すると使えなくなってしまいます。そのため、成長に合わせて高さを調整できる卓球台を選ぶことで、長く使用することができます。

③卓球台のタイプ：内折式、セパレート式、組み立て式

国際規格サイズの卓球台は、内折式（一体式）、セパレート式、組み立て式の3つのタイプに分かれます。それぞれの特徴を解説します。

内折式（一体式）

内折式（一体式）は2枚の板が一体となっているタイプの卓球台です。

▼メリット
・2枚の板がつながっているため、卓球台に手をついても動きにくい
・たたむ時に2枚の板がぶつからないため、傷がつきにくい

▼デメリット
・2枚分の重さがあり重いため、セパレート式に比べ移動しにくい

セパレート式

セパレート式は2枚の板がそれぞれ独立しているタイプの卓球台です。

▼メリット
・1枚ずつ移動できるので、力の弱い方でも移動しやすい
・片方の板を立てて壁打ちができる

▼デメリット
・2枚の板がぶつかりやすく、傷がつきやすい

組み立て式（固定式）

組み立て式（固定式）卓球台は脚部と板を組み立てて設置するタイプの卓球台です。
古い卓球台はこのタイプが多くありましたが、最近は少なくなってきています。

▼メリット
・脚部が固定されているため、プレイ中の揺れが少なく安定しやすい
・脚部の構造がシンプルなため価格が比較的安い

▼デメリット
・組み立てに時間と労力が必要
・1度設置すると移動が大変

④キャスター付きかどうか

基本的にキャスター（車輪）付きの卓球台を選ぶことをおすすめします。

なぜなら、卓球台の移動が簡単になるからです。

卓球台は重量が100kgを超えるものもあり、キャスターが付いていないと移動や片付けが非常に大変です。
卓球台を常に設置したままにしておくのであればキャスターは必要ありません。しかし、移動させる可能性がある場合は、キャスター付きのものを選びましょう。

また、キャスターが動かないように固定するストッパーが付いた卓球台もあります。使用時の安全性が気になる方はチェックしましょう。

⑤天板（卓球台表面の板）の厚さ

卓球台の天板の厚さが増すほど、ボールの弾み方が均一になり耐久性も向上します。

真剣に練習したい方には、18mm以上の厚さがおすすめです。18mmより薄い場合、使っていくうちに卓球台が劣化しボールのバウンドが不規則になることがあります。

バウンドが不規則な卓球台では練習効率が大きく低下するため、できるだけ避けたほうが良いです。

⑥天板の素材、表面処理

卓球台の天板には、劣化を防ぐために特殊な木材が使われていたり、表面処理が施されている場合があります。

MDF、メラミン化粧張パーティクルボード、パーティクルコア、 スーパープライコアなど、さまざまな種類がありますが、気にせずに選んで大丈夫です。

なぜなら、これら素材の違いがボールのバウンドに大きく影響するわけではないからです。
トップ選手でない限り、素材の違いよりも板の厚さに注目して選ぶと良いでしょう。

⑦脚部の構造・太さ

卓球台を支える脚部は、しっかりとした太さのあるものを選びましょう。

脚部が細すぎると卓球台の重さに耐えきれず壊れてしまったり、卓球台の水平性が保てなくなることがあります。

⑧SGマーク付きかどうか

安全性を重視する方はSGマーク付きの卓球台を選ぶことをおすすめします。

なぜなら、SGマークが付いた卓球台は一定の安全基準をクリアした製品だからです。
SGはSafe Goods”(安全な製品)”の略称で、SG認証を受けた卓球台に欠陥があり、それによって怪我をした場合、最大1億円までの損害保険が適用されます。

安全面が心配な方は、SGマークの有無を確認して選びましょう。

⑨ネット付きかどうか

卓球台の中央に取り付けるネット＆サポーターが付属しているか確認しましょう。付属していない場合は、別途購入が必要になります。

設置、取り外しが簡単な差し込み式ネット＆サポーターがおすすめです。これにより準備・片付けがスムーズに行えます。

⑩持ち運びできるかどうか

家庭用サイズの卓球台には、折りたたんで持ち運びできるタイプのものがあります。

アウトドアで使用したい方は、持ち運びが簡単なタイプを選びましょう。

⑪保証期間の長さ

卓球台の保証期間はメーカーや卓球台の種類によって異なります。

例えば、三英は卓球台の種類によって2年または5年の保証がついています。一方で全く保証がついていないメーカーもあるため、事前に確認しておきましょう。

競技用卓球台を販売するメーカー一覧

日本卓球協会公認の競技用卓球台を販売するメーカーは次のとおりです。

正式な大会では上記メーカーの卓球台が使われます。公式の大会を開催するスポーツ施設では、上記メーカーから販売されている卓球台を選びましょう。

日本国内の人気メーカーは三英（SAN-EI）

スポーツ用品業界の動態調査によると、競技用卓球台の我が社の国内シェアは約75〜80%まで伸びました。

引用元：足寄町／足寄産の魅せる卓球台、ショーコート「SAN-EI MOTIF」|北海道のホームページ

日本国内では三英（SAN-EI）が最もメジャーなメーカーです。
上記引用元のインタビュー記事は2021年に執筆されており、この時点で三英の日本国内シェアは75％〜80％に達していることが分かります。

また、三英の卓球台は1992年バルセロナ五輪、2016年リオ五輪、2021東京五輪でも採用されており、確かな実績をもつメーカーです。

卓球台の配送・搬入に関する確認項目

卓球台を購入する際には、配送や搬入についても事前に確認しておくべきポイントがあります。以下に、考慮すべき項目をまとめました。

送料を確認する

個人宅に配送する場合、地域や卓球台の重量によって送料が異なります。一般的には4万〜6万の送料がかかります。

メーカーによって異なりますが、卓球台本体以外の追加費用が発生することも覚えておきましょう。

配送可能な地域か確認する

離島など地域によっては配送できない可能性があります。事前に確認しておきましょう。

配送までの期間を確認する

メーカーに在庫がない場合、1ヶ月以上時間がかかることがあります。

卓球台が必要な場合は、期間に余裕を持って注文しましょう。

配達員の人数を確認する

配達員が1名で配送される場合、搬入の際に補助を求められることがあります。

また、配達員の人数を増やすと追加費用が発生することもあるため事前に確認しておきましょう。

希望の設置場所まで搬入できるか確認する

2階以上の階に設置する場合、搬入を断られる可能性があります。

搬入できたとしても追加で費用が発生することもあるので事前に確認することをおすすめします。

搬入経路を確認する

折りたたんだ状態でも「高さ150cm〜170cm、幅60cm」程度のサイズになるため、搬入時に通れるスペースがあるか確認しておきましょう。

また100kg超える卓球台もありますので、床の耐久度が低い場所には注意が必要です。

組み立てが必要か確認する

内折式（一体式）、セパレート式であっても、簡易的な組み立てが必要な卓球台もあります。

組み立てサポートを行ってくれるメーカーもあるので、組み立てが必要かどうか事前に確認しておきましょう。

卓球台設置後の注意点

卓球台を設置した後にも、いくつか注意すべきポイントがあります。

折りたたみ時に手を挟まないようにする

内折式（一体式）やセパレート式の卓球台は、折りたたむ時に手を挟まないよう注意しましょう。

安全に折りたためるよう、ゆっくりと動かし無理な力を加えないようにしましょう。

卓球台を倒さないようにする

折りたたみ時や展開時に意図せず卓球台が開閉しないよう、ストッパーが付いた卓球台もあります。

ストッパーが効いている状態で無理に開閉しようとすると卓球台が倒れる可能性があります。必ず事前に説明書を読んで正しい方法で扱うようにしましょう。

こちらの動画でも詳しく解説しているので参考にして下さい。

移動時にキャスターで足を踏まないようにする

卓球台は100kgを超えるものもあるため、移動時にキャスターで足を踏むと大きな怪我につながることがあります。

また移動時にスピードが出てしまうこともあるので、進行方向をよく確認し安全に移動しましょう。

ボールを打つ音が近所迷惑にならないようにする

卓球のプレイ中、ボールを打つ音はかなり響くことがあります。特に朝や夜などの時間帯にプレイする場合、近所迷惑になる可能性が高いです。

プレイする時間帯を考慮したり、防音性のある部屋で卓球を楽しむようにしましょう。

上手くなるには卓球台を買った後の練習が大事

卓球台を買った後はとにかく練習を積み重ねていくことが大事です。

なぜなら、練習量を増やさなければ技術は上達しないからです。

もし練習相手が見つからない時は、サーブ練習やマシン練習をうまく活用するのもおすすめです。

詳しくは「【厳選】卓球マシンおすすめ3選！メリット・デメリットを徹底解説！」という記事を参考にしてください。

以上、参考になればうれしいです。

ありがとうございました。