こんにちは、村長です。
・卓球している時に、ボールが体に当たったら自分のミス?
・指に当たって返したらどうなるの?
このような疑問を持ったことがある人もいるのではないでしょうか?
私も初めの内はこの辺りのルールが曖昧で分かっておらず、試合でトラブルになることもありました。
そこで今回は、
ボールが体に当たって返球した場合、自分か相手どちらの得点になるか詳しく解説していきます。
この記事を読んで、ボールが体に当たった時の対応を知っておきましょう!
目次
卓球でボールが体に当たるとミスになる
卓球のルール上、ラバーが貼られたラケット面で返球する必要がありますので、ラケット以外で返球するとミスとなります。
つまり、体だけでなく服に当たった場合も同様にミスとなります。
よくある例としては、
「体の正面に返されたボールをフォアで返球する際に、間に合わず服に当たってしまう」
「サーブを出す際に、服に当たってしまう」
というケースで、これはミスとなります。服に当たらないよう注意していきましょう。
服に当たったか判断しにくいので、たまに揉めることもありますが、その際はしっかり主張していきましょう!
続いて、例外としてボールが体に当たってもミスにならないケースを紹介していきます。
卓球でボールが体に当たってもミスにならないケース
例外として、卓球でボールが体に当たってもミスにならないケースが2つ存在します。
①指に当たって返球した場合
②相手のボールが既にアウトの場合
①指に当たって返球した場合
正確に言うと、
「ラケットを持っている側の手首から先で打ってもミスにならない」
ので指に当たって返球してもミスになりません。
日本卓球協会が定めているルールを以下引用しますが、こちらにも明確に記載されています。
1.5.5 「ラケットハンド」とは、ラケットを持っている手の手首から先の部分をいう。
1.5.7 「打つ」とは、競技者がラケットハンドに持ったラケットまたはラケットハンドでインプレーのボールに触れた場合をいう。
引用:日本卓球ルール2023|日本卓球協会
例えば、
「ボールが微妙に変化して指に当たって返してしまった」
「咄嗟にラケットを出したら指に当たって返してしまった」
このような場面に遭遇することがあるかもしれませんが、相手コートに入れば全く問題ありません。
手首から先以外はNGなので、そこは覚えおきましょう
②相手のボールが既にアウトの場合
相手のボールが明らかにオーバーミスしている場合、体に当たったとしてもミスになりません。
例えば相手のスマッシュが卓球台に入らず直接自分の体に当たったとします。
この場合、明らかに相手のミスなので失点にはなりません。
ただし、
ので注意が必要です。
何故かというと、
ボールが卓球台の外に出るまでオーバーミスだと断定できないからです。
例えば、強い前進回転がかかったドライブで考えてみます。
ボールは弧を描くような軌道を取りますので、一見オーバーミスに見える軌道でも、急激に下降して卓球台に入る可能性があります。
以上の理由から、ボールが卓球台の外に出るまでオーバーミスと断定できないので、卓球台の中でボールに触れるとミスになります。
「オーバーミスだ!」と思っても、卓球台の外にボールが出るのを待ってから触れるようにしましょう
まとめ:卓球でボールが体に当たると失点するが、指に当たって返した場合はOK
体に当たった場合のルールについてまとめます。
・ボールが体、服(ラケット以外)に当たるとミスとなる
・相手のボールが既にアウトの場合は体、服に当たってもOK
・指に当たって返球してもOK
体、服に当たった際は失点となりますが、指の場合は問題ありません。
最低限ここだけは覚えておけば良いと思うので、しっかり把握しておきましょう。
皆さんの参考になればうれしいです。
ありがとうございました。