こんにちは、村長です。
卓球で効率よく強くなるためには、自身のレベルに合わせたラバー選びが重要です。
・基礎が身に付いてきたので、更にレベルアップしていきたい
・初心者の頃に使っていたラバーでは物足りなくなってきた
このように感じている方は、中級者向けラバーに変えるタイミングです。
しかし、
どんなラバーを選んで良いか分からない
と感じる方もいるかと思います。
そこで今回は、初心者を抜け出した中級者の方に向けて
全国大会に出場経験もある私が、中級者向けおすすめラバー6選を紹介してきます。
フォア・バックそれぞれでおすすめラバーを3つずつ紹介していきます!
中級者のフォアにおすすめの卓球ラバー3選
1位:ロゼナ【バタフライ】
・柔らかい打球感で回転がかけやすい
・他の高性能ラバーと比較して値段が安くコスパが良い
・コントロールしやすく、安定感に優れている
ロゼナの特徴は、圧倒的なバランスの良さです。
基礎技術を身に付け、初心者を抜け出したばかりの方から上級者一歩手前までの広いレベル帯の方におすすめできます。
ドライブなどの攻撃的技術だけでなく、台上技術やブロックなど幅広いプレーがやりやすく安定します。
これはラバーが柔らかいため、スイングスピードを出せなくても回転をかけやすく、力加減に応じてボールをコントロールすることが可能であるためです。
ロゼナを使うことで、フォアで使うほぼ全ての技術の上達を確実にサポートしてくれます。
また、性能だけでなく値段が安いこともポイントです。
ネット上の口コミも集めましたので、こちらも参考にしてください。
実はこのロゼナはプロ御用達のディグニクスの廉価版、テナジーのさらに廉価版なんです。この二つとの違いは値段もですがなんと言っても扱いやすさはロゼナが勝ります。その代わり、スピード・スピンはやや劣ると思います
— 🍊💫ラバミク👓🕊気ままにXやってます (@A_lover_rubs_) August 9, 2024
大学でも卓球を続けるつもりですが
次はディグニクス買いたいです()
ロゼナ-寿命は短いけどテナジーに近い打球感と性能
— みそスープ (@ttcafe7) July 24, 2024
MK-回転がかけやすいけどパワー系の人には向かない
ヴェンタス-この中だと一番硬い。ガンガン打ち込んでいく人にもラリー志向にもおすすめ。ちょりはコツいる
2位:ファスタークC‐1【ニッタク】
・ドライブ時の食い込みが良く、回転をかけやすい
・ショートサーブや台上技術をコントロールしやすい
・弾み過ぎないのでラリーが安定する
ファスタークC-1は、オーバーミスが少なく台上技術がやりやすいラバーです。
これは、「ボールが触れる表面のシートは硬く、スポンジは柔らかい」といった特徴のためです。
スポンジが柔らかいため、フォアでの攻撃時に強くスイングしても、強く反発せずに卓球台に収めやすくなります。
加えて、表面のシートは硬めであるため、食い込ませて打球する必要がないショートサーブや台上技術においては擦って回転をかけることで安定します。
以上の理由から、ファスタークC-1はオーバーミスを減らし台上技術の上達をサポートしてくれるラバーです。
本人と話し合った結果
— 卓球愛好家 (@WCvLpQCEmSsiJwB) November 21, 2022
ファスタークC-1になりました。
最初はヴェガヨーロッパより
硬くなったから違和感あったようなので
打ち方?当て方?を若干修正加えたら
練習終盤にはプレー自体は遜色ないレベルになりました。
球は前よりもスピード、回転ともにあがったので
変更は成功かなと。 https://t.co/BJXD9Q7XRC
試合だとめちゃ力むし、ビビるから、フォアは少し柔らかいぐらいが良く入った。ファスタークC-1良いっすわ。
— じゃむおじさん (@TTgida555) November 3, 2019
3位:ラクザ7【Yasaka】
・中級者〜上級者まで幅広い層で使用できる
・回転がかけやすく、安定したプレーができる
・卓球台から離れたプレーもやりやすい
ラクザ7は、初心者卒業〜上級者まで幅広い層が扱うことができるラバーです。
スポンジが柔らかいので、どんな技術でも回転をかけやすくクセのない安定したプレーに繋がります。
また、強くスイングすることで1発のスピードを出したり、卓球台から離れたプレーもやりやすいため、上級者になってもそのまま使い続けることも可能です。
上記で紹介したロゼナやファスタークC-1が物足りないと感じた方は、ラクザ7をおすすめします。
高2です
— まるく。 (@Malk_ArS) August 28, 2024
自分は高校から始めたのですが、今はフォアにラクザ7、バックにラクザ7ソフトを貼ってます。安定感がバツグンで、自分みたいに始めて1年ちょっととかの人でも使える万能ラバーです。
フォアのラクザ7 一発の威力は無いけど回転に鈍感でコートへの収まりもいい。過去のラバーでラリー戦強くなってステップアップを目指す。
— くりみー (@crimiiiianal) July 1, 2024
中級者向けフォアにおすすめの卓球ラバーを徹底比較!
フォアにおすすめのラバーを下記4つのポイントで比較しました。ラバー選びに迷った際の参考にして下さい!
・料金
・回転
・スピード
・コントロール
ランキング | ラバー名 | 料金 | 回転 | スピード | コントロール |
---|---|---|---|---|---|
1 | ロゼナ | ◯ 3,720円〜 |
◯ |
◯ |
◯ |
2 | ファスタークC-1 | △ 4,719円〜 |
◯ |
◯ |
◯ |
3 | ラクザ7 | ◯ 3,872円〜 |
◯ |
◎ |
△ |
中級者のバックにおすすめの卓球ラバー3選
次にバックにおすすめするラバーを3つ紹介します。
選び方はフォアとほぼ同じですが、バックはフォアよりもスイングスピードを出すことが難しいので、より柔らかいラバーを選ぶ方が無難です。
1位:ロゼナ【バタフライ】
・柔らかい打球感で回転がかけやすい
・他の高性能ラバーと比較して値段が安くコスパが良い
・コントロールしやすく、安定感に優れている
フォアと同じく、バックの技術においても圧倒的なバランスの良さが特徴です。
一般的にバックに使うラバーはフォアよりも柔らかいラバーを使うことが多いです。
バック系技術はフォアと比べてスイングが小さくなり、インパクトを出しにくいからです。
ロゼナはバックの技術でスイングスピードを充分に出すことが出来ない方であっても、回転をかけることができ、安定したプレーを実現できます。
上記理由から、比較的柔らかいロゼナはフォアよりもバックで使う選手が多い印象です。
また、バックに使用するのであれば上級者レベルでも使用できるラバーに感じます。
ロゼナのバックはやはり神がかって扱いやすい
— 猫の毛玉 (@gtalovevcs2000) April 5, 2024
とりあえず当てれば入るしブロックは簡単に収まる
フォアはほぼ新品ターボオレンジあるから貼る
ブルーは売却します👋
ロゼナ、グレイザー、テナジーシリーズはスポンジ硬度の割に思い気がする。
— つかおお (@pendra_dig) March 6, 2024
今、バック面ロゼナですがインパクト弱弱の自分でも意外とシート強くて持ち上がってくれます。
C45だと軽すぎるかなぁ…
2位:ヴェガヨーロッパ【XIOM】
・非常に柔らかい打球感で、回転をかける感覚に磨きがかかる
・コントロールしやすく、ラリーが安定する
・スイングスピードが出なくても回転がかかる
ヴェガヨーロッパの大きな特徴は、ラバーの柔らかさと使いやすさです。
軽く力を入れて打つだけでも、しっかりとラバーに食い込んで打球することが出来ます。
また、コントロール性能にも優れているので、筋力に自身がないジュニアや女子選手でも回転をかけながら安定したプレーをすることが出来ます。
弾いてスピードを出す事は難しいですが、回転をかける技術をみにつけたい方には最適のラバーです。
@Crunch0417 使いやすいです!バタフライのラバーの次に気に入ってます!バックはスポンジがやわらかいラバーを使いたいときは、ヴェガのヨーロッパとか、はねるラバーを使いたいときは、ヴェガのプロをおすすめします(^_^)
— 強欲の化身 (@lloyd_bannings) February 24, 2013
【今日の狐面さん】
— ともウェールズ (@TMWales398) November 27, 2020
今日友達のラケットを少し借りて打ってたんだけど
バックが打ってて気持ちいい( ^∀^)
ラバーがヴェガの確かヨーロッパだったかな?
記憶がおぼろげで確証はないけどとりあえず結構食い込む感じ
ヴェガにしたい欲が( ̄▽ ̄;)
3位:マークV【Yasaka】
・コントロール、スピード、回転性能トータルでバランスが良い
・全てのプレーが安定する
・値段が安くコストパフォーマンスが良い
マークVは、全ての性能のバランスが良くコントロールに優れたラバーです。
発売から50年たった現在でも売れ続けている超ロングセラー商品で、圧倒的な実績を持つラバーです。
上記で紹介してきたラバーと比べて、正直なところスピードや回転量は劣ります。
しかし、コントロール性能がずば抜けており、すべての技術で非常に使いやすいです。
特に初心者におすすめのラバーですが、バックに使うのであれば基礎技術をレベルアップさせるという意味でも中級者にとって使う価値のあるラバーです。
バックにマークV使っている生徒さんがループドライブからの展開が少しずつ出来るようになってきました🙆マークVはあまり飛ばないからブロックが安定します とても良いラバーです🍥皆さんも是非使って欲しいです🙆ループドライブの回転量も増えてきたから自信が付いてきたみたいです🍥頑張って下さい
— 卓球クラブ 水戸ファイターズ (@ua3u2kbsEww4dxG) June 15, 2022
#自分を作り上げたラバー4選
— イワサキ (@Iwasakidabe) May 9, 2021
①マークV
初めて貼ったラバー。全ての基礎をこれで身につけました
②ラザントパワーグリップ
初めて打った時感動しました。切る感覚を覚えるきっかけになりました。
③カールP3αR
バック粒のカットの基礎はこれで身につけました
④カールP4
1番長く使ったラバーです。 pic.twitter.com/xhYvU7aV1l
中級者向けバックにおすすめのラバーを徹底比較!
バックにおすすめのラバーを下記4つのポイントで比較しました。ラバー選びに迷った際の参考にして下さい!
・料金
・回転
・スピード
・コントロール
ランキング | ラバー名 | 料金 | 回転 | スピード | コントロール |
---|---|---|---|---|---|
1 | ロゼナ | ◯ 3,720円〜 |
◯ |
◯ |
◯ |
2 | ヴェガヨーロッパ | ◯ 3,432円〜 |
◯ |
◯‐ |
◯ |
3 | マークV | ◎ 2,464円〜 |
◯‐ |
△ |
◎ |
中級者向け卓球ラバーの選び方
中級者がラバーを選ぶポイントを4つ解説していきます。
前提としてラバーを選ぶ際には、目的を明確にすることが大事です。
目的がはっきりしていないと、適切にラバーを選ぶことが出来ないからです。
目的をはっきりさせるためにも、中級者がラバーを選ぶ際に抑えておくべきポイント4つを解説していきます。
①プレースタイル(戦型)に合わせてラバーを選ぶ
②苦手な技術の上達を助けてくれるラバーを選ぶ
③硬すぎないラバーを選ぶ
④スポンジ厚さは、扱える範囲で厚いものを選ぶ
①プレースタイル(戦型)に合わせてラバーを選ぶ
ドライブ主戦型、カット主戦型、異質型など、プレースタイル(戦型)に合わせてラバーを選びましょう。
プレースタイルに合っていないラバーを選ぶと上達が遅れる原因になってしまうからです。
例えば、ドライブ主戦型なのに表ソフトラバーを選んでしまうと、ドライブ技術の習得に時間がかかります。
まだプレースタイルが定まっていない方は、どんなプレーをしたいのか考えそれに合わせてラバーを選びましょう!
②苦手な技術の上達を助けてくれるラバーを選ぶ
中級者の場合、得意な技術を伸ばすラバーではなく、苦手な技術の上達を助けてくれるラバーを選びましょう。
理由は以下の2つです。
・試合に勝ちやすくなる
・上級者を目指すために必要
試合に勝ちやすくなる
初心者〜中級者の間は、苦手な技術が少ない選手の方が試合に勝ちやすいです。
何故かというと、このレベル帯の試合では凡ミスによる失点の割合が多いからです。
私の実体験になりますが、高校生の県大会2〜3回戦くらいまでの実力の選手が該当すると思います。
具体的に2つのタイプの選手を例で説明します。
①フォアドライブのミスは少なく強いボールを打てるが、バックは打てず台上技術も精度が低くミスが多い選手
②強い攻撃はないが、攻める時はループドライブで確実に入れ、台上技術は確実にツッツキを入れてブロックを丁寧にする選手
上記2タイプの選手がいたら、②の方が勝ちやすいということです。
①の選手はフォア以外が苦手なので、弱点が明確で対策をされやすいためです。
もちろん、①のタイプは爆発力があり相性が良ければ格上にも勝つ可能性があります。
しかし、試合では様々なタイプの相手と対戦することになるので、安定して勝ち続けるのは難しいです。
高校生の頃の私がまさに①のタイプで、かっこいいからという理由で無茶なドライブばかりしていました
結果、県大会上位まで勝ち進むことは出来ませんでした
以上の理由から、初心者〜中級者の間は苦手な技術が少ない選手の方が試合に勝ちやすいです。
上級者を目指すために必要
全国大会に出場するようなレベルを目指すためには、一通り全ての技術ができるようになる必要があります。
上級者は、様々なコースに様々な回転のボールを打ってきます。
その際、明らかな苦手技術が1つでもあった場合、徹底的にそこを狙われ不利な状況になってしまいます。
もちろん上級者でも技術によって得意・不得意はありますが、簡単なミスをしない程度には技術を習得しています。
上級者へレベルアップしていくためにも、最低限できない技術を無くしていく必要があります。
③硬すぎないラバーを選ぶ
技術が成熟しきっていない中級者は、硬すぎないラバーを選びましょう。
硬いラバーは上手く使いこなせれば威力あるボールを打つことができます。
一方で、インパクトが弱くスイングスピードが遅いと、回転をかけにくくボールをコントロールすることが難しいです。
そのため、技術習得過程の中級者は硬すぎないラバーを選ぶ方が上達しやすいです。
④スポンジ厚さは、扱える範囲で厚いものを選ぶ
スポンジの厚さは、扱える範囲でなるべく厚いものを使うことをおすすめします。
スポンジが厚いほど、ボールに食い込みやすくなり回転がかけやすくなるためです。
中級者の方は習得した基本的な技術のレベルを上げていく段階にあります。
その際に重要なポイントが、回転量を上げていくことです。
回転をかける技術を効率良く上達させるためにも、なるべくスポンジを厚くすることが大事です。
しかし、スポンジを厚くすることにより、以下のようなデメリットもあります。
・弾みが強くなりコントロールが難しくなる
・ラケットが重くなる
闇雲にスポンジを厚くしすぎても逆効果となりますので、理解しておく必要があります。
以上の理由から、スポンジは扱える範囲でなるべく厚いものを選びましょう。
個人の上達具合によって違いますが、以下のような基準が目安です。
・初心者を卒業したばかりの方:中(〜1.7mm)
・ドライブを安定して打てるようになった方:厚(〜1.9mm)
中級者向けおすすめ卓球ラバーまとめ
最後にもう1度中級者のフォア、バックにおすすめするラバーをまとめます。
■フォアにおすすめするラバー
ランキング | ラバー名 | 料金 | 回転 | スピード | コントロール |
---|---|---|---|---|---|
1 | ロゼナ | ◯ 3,720円〜 |
◯ |
◯ |
◯ |
2 | ファスタークC-1 | △ 4,719円〜 |
◯ |
◯ |
◯ |
3 | ラクザ7 | ◯ 3,872円〜 |
◯ |
◎ |
△ |
■バックにおすすめするラバー
ランキング | ラバー名 | 料金 | 回転 | スピード | コントロール |
---|---|---|---|---|---|
1 | ロゼナ | ◯ 3,720円〜 |
◯ |
◯ |
◯ |
2 | ヴェガヨーロッパ | ◯ 3,432円〜 |
◯ |
◯‐ |
◯ |
3 | マークV | ◎ 2,464円〜 |
◯‐ |
△ |
◎ |
今回、中級者がラバーを選ぶポイントを満たし、かつ比較的値段が安いものを選びました。しかし、それでも値段が高いと感じた方もいるかと思います。
そのように感じた方は、こちらの記事が参考になりますので読んでみてください。
年間でかなりの金額を卓球に費やしている私が、なるべく安く済ませるために色々考えた結果たどり着いた購入方法です。
以上、参考になればうれしいです。
ありがとうございました。