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卓球の試合時間を徹底解説!月1で試合に出続けている私が解説します

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こんにちは、村長です。

卓球を始めたばかりの人や、あまり馴染みのない人は

卓球の試合時間ってどれくらいかかるの?

と疑問に思う方もいるのではないかと思います。

この記事では、中学生から大人になった現在までの20年間様々な試合に出続けてきた私が、

卓球の試合時間について詳しく紹介していきたいと思います。

村長

この記事を読めば卓球の試合時間を知ることができます!

卓球の試合時間はおよそ30分

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5ゲームマッチの試合ではおよそ30分かかります。

ただし競技レベルに差がある場合は、試合時間が短くなり15分程度で終わることもあります。

一方で、ラリーが続きやすいプレースタイルであったり、競技レベルが同程度であれば1時間近くかかってしまう場合もあります。

試合時間の詳しい内訳は以下のようになっています。

・試合前の練習時間:2分

・1ゲームの時間:5分〜10分

・ゲーム間の休憩時間:1分

・タイムアウト:1分

試合前の練習時間:2分

試合前に対戦相手と2分間練習を行います。

実際のオープン戦では、特に時間は決めず何球か練習したら試合を行うことが多く2分間も練習しないこともあります。

1ゲームの時間:5分〜10分

1ゲーム当たり、およそ5分〜10分かかります。

1ゲーム11点先にポイントするとそのゲームを取ることができます。

しかし、10-10以降はデュースとなり2点連取しなければならず、長引くと10分以上かかってしまう場合もあります。

後ほど詳しく説明しますが、試合時間が長くならないように促進ルールというルールも存在しています。

ゲーム間の休憩時間:1分

ゲーム間で1分間の休憩時間が入ります。

この時間でアドバイスを受けたり、水を飲んで休憩することができます。

タイムアウト:1分

1試合で1度だけ好きなタイミングで1分間のタイムアウトを取ることができます。

ゲーム間の休憩時間と同じように、アドバイスを受けたり水を飲むことができます。

村長

全国規模の大会ではタイムアウトが適用されますが、県予選やオープン戦では時間短縮のためタイムアウトは適用されないことが多いです

以上トータルで、1試合当たりおよそ30分かかることになります。

卓球の試合時間が長くなるケース

プレースタイルが守備型の選手の試合は試合時間が長くなることが多いです。

守備型の選手は、回転やラリーで相手のミスを誘うので自分から攻めることが少なくラリーが続きやすいためです。

例えばカット守備型同士の試合はかなり長くなりやすいです。

カット守備型の選手は相手の攻撃をカットで返球するので攻撃をあまり得意としていません。

そのためお互い攻撃せずに長いラリーになってしまい、結果的に試合時間が長くなります。

村長

ちなみに世界最長の試合はなんと、1時間38分です

(2020年オマーンオープン:佐藤瞳選手 vs 加藤美優選手)

団体戦の試合時間

最もポピュラーな形式である4シングルス+1ダブルスの団体戦の場合、1台進行でおよそ1時間30分程度かかります。

また、団体戦のラストまでもつれると3時間を超えてしまう場合もあります。

3-0のストレートで団体戦が終わった最短の場合でも、1時間以上はかかると考えた方がいいでしょう。

村長

実際のオープン大会では時間短縮のため2台同時進行で行われることもあります

その場合は長引いても1時間30分以内には終わることが多いです

卓球の試合時間が長引かないためのルール:促進ルール

「プロ選手のようなレベルだともっと長くなることもあるんじゃないの?」

と思う方もいるかもしれませんが、卓球では試合時間が極端に長くならないように、促進ルールというルールが存在します。

促進ルールが適用される条件は、

ゲーム開始10分後に自分と相手の合計得点数が18点未満の場合

となります。

合計得点が18点未満なので、9-9、10-8になるまでに10分経過すると促進ルールが適用されることになります。

具体的な促進ルールの内容は以下の3つです。

①サーブ側は13本以内に得点しなければレシーブ側の得点

②サーブは1本交代

③促進ルール適用後、その試合中は全てのゲームに促進ルールが適用される

攻撃型選手の場合、早めにラリーが終わるので促進ルールが適用されるまで試合が長引くことはほとんどありません。

村長

20年卓球を続けていますが、私は促進ルールが適用されたことはないです

ただし守備型選手の場合、ラリーが続くと促進ルールが適用されることがあるので覚えておきましょう。

このように促進ルールがあるので、極端に試合が長引くことはないようになっています。

まとめ:卓球の試合時間は30分程度、ただし長引くと1時間かかることもある

卓球の試合時間はおよそ30分程度ですが、最終ゲームまでもつれたり、守備型の選手同士の試合の場合は1時間かかることもあります。

ただし試合時間が伸びないように、促進ルールが存在しているので2時間、3時間と極端に長引くこともないです。

団体戦の場合1台のみで進行すると1時間30分程度かかり、長引くと3時間を超えることもあります。

皆さんの参考になればうれしいです。

ありがとうございました。