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多球練習は本当に必要?詳しく解説します!

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こんにちは、村長です。

今回は多球練習について詳しく説明していきたいと思います。

ジュニアの選手からトップ選手まで幅広い層で、練習に取り入れている手法です。

卓球経験のある人なら、経験している人も多いのではないでしょうか。

初めて聞く人はこの記事を読んで是非積極的に取り組むことをオススメします。

「そんなの知ってるよ」という人も、改めて多球練習について考えるキッカケとしてくれれば嬉しいです。

そもそも多球練習とは?

多球練習とは、球をたくさん使った練習方法のことを言います。

通常の練習では1球でお互い打ち合うことになりますが、多球練習では球を出し続ける側(A)と打球する側(B)に分かれて練習を行います。

この練習方法では自分のミスに関係なく短時間で多くのボールが打てるので、練習効率が高いと言われています。

多球練習のメリット・デメリット

実際に多球練習は効果があるのか伝えていきたいと思います。

結論からお伝えすると
「メリット・デメリットが存在するので、目的に合った練習方法を選ぶことが大事」
と考えます。

多球練習のメリット・デメリットを説明していきます。

メリット

・自分のミスに関係なく多くのボールを打てる

・自分の目的に合った練習をやりやすい

・ボール拾いの時間を短縮できる

デメリット

・内容がハードになり疲れやすい

・ボールを一定数用意する必要がある

・ボール拾い用の道具がないとボール拾いの時間が増える

・球出し側のスキルが低いとやりたい練習ができない

・練習内容が単調になり飽きやすい

・自分が打ったボールに対しての返球ではないため、実際のラリーとは少し違う

上記メリット・デメリットを考えた上で自分が何を出来るようになりたいのか考えて練習内容を組んでいきましょう。

とは言え、どんな練習が多球練習に適しているのか分からない方もいると思います。

次に具体的に多球練習で効果が高いと考えられる練習について説明していきたいと思います。

多球練習で取り組むべき具体的な練習内容

多球練習では以下2つの項目で練習効果が高いと考えています。

・1対1の練習で打球する回数が少ない技術

・1対1の練習では負荷が足りない技術

1対1の練習で数が稼げない技術

■下回転に対するフリック、ドライブ

■下回転打ちに対するブロック、カウンター

■レシーブ

下回転に対するフリック、ドライブ

多球練習で真っ先に思いつくのがこちらの練習ではないかと思います。

1球練習では、1度上回転にしたらラリーが終わるまでは基本的に上回転になります。

つまり1ラリーで1回しか下回転を打つ機会がないことになるので、打球回数は少なくなります。

下回転打ちに対するブロック、カウンター

こちらも下回転打ちと同様で、1ラリーで1回しか受ける機会がないことになるので、打球回数は少なくなります。

「カウンターは分かるけど、ブロックなら1対1の練習でも打球回数増やせるんじゃない?」
と考える人もいるのではないでしょうか?

ここで注意しておきたいのは「下回転を上回転にしたボールへの対応」ということです。

上回転に対してドライブしたボールと下回転に対してドライブしたボールは回転量、軌道(バウンド)が異なるので違う技術と考える必要があります。

レシーブ

こちらはイメージしやすいと思いますがサーブは1ラリーで1回だけになりますので、1球練習では打球回数は少なくなりやすいです。

1対1の練習では負荷が足りない技術

■フットワーク

■スピードボール、回転量多いボールへの対応

フットワーク

足を速く動かすことを目的とした練習です。

1対1の練習では、相手のボールを待つ時間が生まれますので負荷が弱くなってしまうことがあります。

多球練習では返球を待つ必要がないので、いくらでも早く次のボールを送ることが可能であり、負荷を強めることができます。

スピードボール、回転量多いボールへの対応

球出し側の技術力によって左右されますが、回転を強くかけてもらったり、スピード重視で速いボールを送ってもらうことができます。

ラリー中はミスのリスクがあるので、これらのボールを打つことは少なく、受ける機会も少なくなりがちです。

まとめ

多球練習についてまとめます。

・多球練習、1球練習それぞれメリット・デメリットが存在するので、目的に合った練習方法を選ぶことが大事

・1対1の練習で打球する回数が少ない技術、負荷が足りない技術を重点的に取り組むと良い

何も考えず多球練習をすれば良いという訳ではなく、「何を目的にするか」を考えて練習内容を考えることが大事になってくると思います。

目的を考えた上で多球練習を行うことで、より早くレベルアップしていけると思います。

是非積極的に多球練習をやっていきましょう。

それではありがとうございました。