こんにちは、村長です。
卓球を上達するためには、闇雲に練習するだけでなく練習メニューを考えることが重要です。
しかし、練習メニューを考える際に
・卓球を始めたばかりでどんな練習をすれば良いか分からない
・効率よく練習して最速で上達したい
という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
実際私も、卓球を始めたばかりの頃はどのような練習をすればよいか分からず、なかなか上達することが出来ませんでした。
しかしその後、全国大会に出場するようなチームの練習に参加したり、強い人と練習させてもらっている内に、どのような練習をすればよいか少しずつ分かるようになってきました。
そこで今回は、卓球を始めたばかりの時期の私と同じように「どんな練習をしたらよいか分からない」という方に向けて
初心者向け卓球練習メニュー3選を分かりやすく解説していきます。
この記事の中でやったことが無い練習があったら、是非練習に取り入れてみて下さい!
目次
初心者向け卓球練習メニュー3選
それでは早速、初心者向けにおすすめの練習メニューを3つ紹介していきます。
①ボールをコントロールする練習
②ワンコースの多球練習
③ワンコースのラリー練習
初心者向け卓球練習メニュー①:ボールをコントロールする練習
実際に卓球台でボールを打球する練習の前に、まずは卓球で必須のラケットでボールをコントロールする能力を身につけましょう。
具体的な練習メニューは以下の3つです。
玉突き
ラケットの中心に当てるようにすることがポイントで、20~30回程度安定したリズムで出来ることを目指しましょう。
壁打ち
壁にボールを当て続ける練習です。玉突きと同様に20~30回程度安定して出来るようになることを目指しましょう。
床に向けてボールに回転をかける
すぐに習得するのは難しいと思いますが、下回転をかけてまっすぐ手元に戻ってくることを目指しましょう。
これら3つの練習を繰り返し行うことで卓球に必須の「ラケットでボールを飛ばす力加減」「回転をかける感覚」の基礎を身につけることが出来ます。
卓球台を使わずに1人で出来る練習ですので、時間を見つけて積極的に練習していきましょう!
その他にも1人で出来る練習はたくさんあります。こちらの記事で詳しく紹介しているので、よければ参考にして下さい。
初心者向け卓球練習メニュー②:ワンコースの多球練習
打ち方が定着していない間は、多球練習が非常に効率的です。
多球練習とは、1人がボールを連続して供給し、もう1人がそのボールを打ち返す練習です。
ミスに関係なく安定したボールを連続して打ち続けることが出来るので、特定の技術を集中的に練習することが出来ます。
まずはワンコースだけに絞ってボールを送球してもらい、フォア・バックの打ち方を定着させましょう。
前進回転、下回転をそれぞれ送球してもらい、基本であるフォアロング、バックロング、フォアツッツキ、バックツッツキの打ち方を身につけることが大事です。
こちらの動画で多球練習について紹介しているので、あわせて参考にしてみて下さい。
初心者向け卓球練習メニュー③:ワンコースのラリー練習
フォアクロス、バッククロス、フォアストレート、バックストレートそれぞれのコースで練習相手とラリーをする練習です。
フォアロング、バックロング、フォアツッツキ、バックツッツキそれぞれでラリー練習を行いましょう。具体的な練習内容は以下の通りです。
・フォア対フォア、バック対バックのクロスコース
・フォア対バック、バック対フォアのストレートコース
この練習の目的は、実際に向かい合った相手が打つボールに対して安定して返球できるようになることです。
多球練習とは違い、相手の動きや打球に合わせて1球ずつ調整する必要があります。
そのため最初はなかなか安定して返球することは難しいですが、焦らず地道に練習することで少しずつ確実に上達していきます。
100回続けることを目標とすることが多いですが、まずは打ち方の習得を最優先に練習していきましょう。正しい打ち方を身につけた時、100回続けることも自然と達成できるようになるはずです。
プロ卓球選手の練習風景をまとめた動画がイメージしやすいと思いますので、参考にして下さい。
プロ選手のワンコース練習動画を見ても分かるように、一定のフォーム、ボールのスピード、軌道で非常に安定していることが分かります。
まずはこのように安定したフォームと打球感覚を身につけることを目標にしましょう。
卓球初心者が練習メニューの効果を高める方法
ここまで紹介した練習メニューを繰り返し行うことで少しずつ上達していくことは可能ですが、
・なるべく早く上達したい!
・全国大会に出場したい!
という方もいるかと思います。そのように思う方は、早い内から指導者に教えてもらうことをおすすめします。
何故かというと、最初に身に付けた打ち方によってその後の上達スピードが大きく変わるからです。
例えばバックハンドドライブなどの難しい技術は、基本的な打ち方を習得出来ていないと習得するのに時間がかかります。
また、初めに身に付けた打ち方を後になって修正するのは非常に時間がかかってしまいます。
「周りに卓球を教えてくれる人がいない」という方は、こちらの記事で指導者の探し方を紹介していますので参考にして下さい。
https://www.table-tennis-village.com/recommended-team/1177/まとめ:卓球初心者は練習メニューを繰り返し行い基礎を身につけることが大事
最後に初心者におすすめの練習メニューをまとめます。
①ボールをコントロールする練習
②ワンコースの前進回転ラリー
③ワンコースの下回転ラリー
まずは、この練習内容をメインに取り組んでいきましょう。
「たったこれだけ?ドライブとかチキータ早くできるようになりたいんだけど…」
このように思うかもしれませんが、初心者のうちは今回紹介した基礎練習を徹底的に繰り返していきましょう。
その理由は、その後の上達スピードが大きく変わるためです。
卓球の技術のほぼ全ては、今回紹介した練習で身に付く技術を組み合わせて応用したものになります。
どんなことでも基礎が大事といわれますが、卓球についても同じことが当てはまります。
最初に我慢して基礎練習に取り組んだ方は、その後の卓球人生で
「最初に基礎練習を徹底して良かった」
と思う時が絶対に来ます。
1度身に着けたフォームを後から修正するのは非常に時間がかかります
はじめに基礎を徹底して身につけましょう!
また、効率よく卓球を上達していくためには、初心者に最適な用具を揃えることも大事です。
こちらの記事で初心者向けの用具を紹介しているので、不足しているものがないかチェックしておきましょう。
以上、参考にしてもらえればうれしいです。
ありがとうございました。