こんにちは、「卓球村」を運営している村長と申します!
初心者の方や趣味として卓球をしている方にも知恵や情報が行き届くような場所をイメージし、「卓球村」という名前をつけました。
ここでは、普段書けていない「卓球村」を運営するに至った経緯や、卓球に対する思いについて、これまでの人生を振り返りながら書いていきたいと思います。
少し長くなってしまうので、時間がある時にでも読んでもらえればと思います。
運営者(村長)について
私村長は、1993年生まれ、31歳のサラリーマン(♂)です。
本業はとあるメーカーで設計の仕事をしており、趣味で卓球を続けています。
中学1年で卓球を始め、およそ20年間ずっと続けています。
しかし強豪校チームや名門校出身というわけではなく、ただ卓球が好きな一般人です。
社会人になってからは仕事もあってなかなか卓球ができないですが、月間で40時間以上残業がある時も週4回は卓球をやるようにしています。
仕事終わりは夜の12時近くまで練習することも多いので、しんどい日も稀にありますが楽しく生きています。
プレースタイルは両面に裏ソフトラバーを貼った中国式ペンドライブ型です。
ちなみに最初卓球に興味を持ったキッカケは、兄が卓球をやっていて面白そうだったから、という単純な理由でした。
地元の公立中学校で卓球部に入部したことがスタート
元々兄の影響で興味はありましたが、本格的に卓球をスタートしたのは地元の公立中学校の卓球部に入ってからでした。
入部当初は、卓球がものすごく楽しくて、放課後の部活動を楽しみに毎日登校していました。
しかし、顧問が未経験者で指導がほとんどなかったことや、部員の多くはやる気が無く真面目に練習していなかったこともあり、大会でほとんど勝つことが出来ませんでした。
部活がそんな状態でも、卓球が大好きで楽しかったので数人の真面目な部員とずっと練習をしていました。
それでも現実は厳しく、出場する大会ではほとんどが1回戦敗退。
「もっと強くなりたい!」
という気持ちが大きくなっていきました。
結局最後の大会も地区(市町村)大会で2回戦負けという結果となり、非常に悔しい思いを残して中学生時代を終えました。
この経験から、「絶対に卓球部が強い高校にいく!」と決めて高校を選ぶことを心に決めました。
幸いにも勉強はそこそこ真面目にやっていたので、学力が問題になることはありませんでした。
しかし1番の問題は、卓球の実績がなにもないことでした。
県内トップの高校は、ある程度の実績かクラブチームの伝手がないと入部すらさせてもらいないという状況で、実績もクラブチームの伝手もない私はどうすることも出来ませんでした。
最終的には県内トップの高校は諦め、実績が必要無く、通える範囲で最も卓球部が強い高校を選び進学しました。
それでも進学先の高校のレベルは当時の自分の実力より遥か上でした
今思うとかなり背伸びした決断だったと思います
高校時代:練習の辛さ、上には上がいることに絶望
中学時代の後悔もあり、「高校ではたくさん練習してとにかく強くなろう!」と意気込んで入学したのもつかの間、いくつもの試練が待ち受けていました。
まずはじめに直面したのが「練習量が多くきつい!」というものです。
中学時代は1日1.5時間ほどだった練習時間が2倍近くに増えたことで、毎日疲れ果てていました。
しかし、最も辛かったのがブロックが出来なくて毎日先輩にメチャクチャ怒られる、というものです。
強豪校出身の方にとっては「そんなの当たり前だよ!ブロックできないのが悪い!」と思うかもしれませんが、中学でぬるま湯に浸かっていた私はかなり精神的に参っていたのを覚えています。
それでも辛い練習をひたすら続けることができたのは、試合で勝ったときの喜びがそれ以上に大きかったからです。
中学時代に地区大会で1、2回戦敗退していた私が、初めて県大会に出場できたときの喜びは、何にも代えがたいものでした
こんな感じで辛いながらも必死に練習を続け、最後は団体戦のメンバーに選ばれ地区大会で優勝することも出来ました。
ところが自信を持って臨んだ県大会では3回戦までしか進めず、上位に入ることが出来ませんでした。
「頑張って練習しても自分より強い選手は沢山いるし、卓球を続ける意味ないじゃん…」
と絶望し、高校の部活が終わったタイミングで卓球を辞めようと思っていました。
※ちなみに部活ばかりで一切勉強していなかったので、どこの大学にも受からず1年浪人する羽目になりました。自業自得ですね。笑
大学時代:卓球を通じて得られる経験に価値を見出す
過酷な浪人生活を終え、知名度もそこそこある大学に合格しました。
「大学ではテニスサークルに入って遊びまくる!」と決めて大学の新歓で数々のサークルを渡り歩き、入るサークルを吟味。
しかしテニスサークルの圧倒的なウェイ感に気圧され、最終的に入ったのはなぜか卓球部でした。(しかもサークルではなく体育会のちゃんとした部活…)
結局のところ、卓球が好きで忘れられなかったんだろうな〜と思います
大学の部活はスポーツ推薦を取るような強いチームではなかったので、良い意味でも悪い意味でも自由でした。
例えば
・目標は何なのか
・練習時間をどれくらい確保するのか
・バイト、勉強、遊び、部活どれを優先するのか
このような事を全て自分たちで考える必要があり、どうすれば上手くできるか試行錯誤していました。
ほとんどは上手くいかず失敗ばかりだったんですけどね…
それでも、目標をクリアした時は自分の成長を感じ、とても嬉しかったことを覚えています。
大学卓球という意味では目立った実績をあげることは出来ませんでしたが、人間性や問題解決力が少しは成長したのかなと思います。
こんな感じで、自分たちで立てた目標を達成するための計画を考えたり、同じ目標を持ったチームメイトと一緒に頑張るといった経験は大きな価値があるんだな、と思うようになりました。
就活でも部活の話は反応が良かったです
もしかしたらこれが1番の収穫かもしれないですね笑
社会人時代(現在):卓球が生活を豊かで充実したものにしてくれることを再認識
部活動で頑張ったアピールのおかげか、運良く名のある企業から内定をもらい就活を終えました。
社会人になってからは、毎日へとへとになりながら仕事をこなしていました。
特に1年目は、仕事に慣れるまでなかなか苦労した日々を過ごすことに…
毎日の仕事は大変で辛いことも多かったですが、卓球だけは続けていました。
「仕事で疲れているのによく運動できるね」と言われるのですが、私の場合は逆で、卓球していないと仕事なんてやってられない!という感じでした
私の場合、卓球を続けている方が不思議と生活が上手く回っていきました。
・卓球のために仕事を早く終わらる
・体を動かすことでストレス発散になる
・試合前は生活にハリが出る
こんな感じで、現在は卓球のおかげで生活がより豊かで充実したものになっています。
卓球の実績
私のこれまでの実績をまとめました。
卓球歴だけで言えば、中学1年でスタートしたので19年になります。
・中学1年
卓球スタート
・中学2、3年
地区大会2回戦進出が最高成績
・高校1年
県大会に初出場(1回戦負け)
・高校3年
地区大会優勝、県大会3回戦負け
・大学
目立った実績無し
・社会人
東京選手権シングルス(一般の部)出場
全日本クラブ選手権(一般の部)出場
学生時代は目立った成績を出せなかったのですが、それでもひたすら練習を積み重ねることで、社会人になってから卓球人生で初めての全国大会に出場することができました。
「ずっと続けてきて良かった!」と思えた瞬間でしたね。東京選手権出場が決まった時の感動は、今でも鮮明に思い出せます。
卓球村に対する思い
私はこの「卓球村」を運営することで、
「卓球に興味を持った人」、「これから卓球を始める人」、「卓球に関する悩みごとがある人」を1人でも多くサポートしたい!
と思っています。
ここまで書いた通り、私は卓球を通じて人生において大事なことをたくさん学ばせてもらいました。
せっかく卓球に興味を持ちスタートしたのであれば、私と同じように「卓球をしてよかった!」と思ってもらいたいと本気で思います。
この「卓球村」を通じて、卓球の悩み事が解消し皆さんが卓球を楽しんでもらえれば嬉しいです。
卓球に関する悩みはご気軽に連絡ください
・〇〇っていうラバーがどんな性能か教えてほしい
・卓球の練習方法についてアドバイスがほしい
・ドライブで回転をかけるコツを知りたい
など、些細なことでも卓球に関する悩みがありましたら、ご気軽にご連絡いただければと思います。
卓球コーチとして中学生や高校生を指導した経験もありますので、技術的な質問やコーチングに関する質問にも誠心誠意お答えいたします。
とても長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
卓球村があなたのお役に立てれば幸いです。