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微粘着ラバー・粘着テンションラバーとは?【販売ラバーを一覧で紹介】

微粘着ラバー・粘着テンションラバーとは?【全ラバーを一覧で紹介】
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こんにちは、村長です。

卓球のラバーは非常に多くの種類があり、選手のプレースタイルや好みによって使われるラバーが異なります。

数あるラバーの中でも、回転性能に特化した種類のラバーが粘着ラバーです。

粘着ラバーは昔からあるラバーですが、最近になって微粘着ラバー・粘着テンションラバーというジャンルのラバーが登場しました。

微粘着ラバーと粘着テンションラバーは同じものです。

私自身、微粘着ラバー・粘着テンションラバーが出始めた当初は、

「粘着なのにテンション?どういうこと?」といった風にあまりピンときていませんでした。

しかしその後、実際に微粘着ラバー・粘着テンションラバーを使ったことで、その良さを実感しました。

そこで、当時の私と同じように

・微粘着ラバー・粘着テンションラバーってなに?

・微粘着ラバー・粘着テンションラバーの一覧を知りたい

と考えている方に対し、微粘着ラバー・粘着テンションラバーを実際に使ったことがある私が、

・微粘着ラバー・粘着テンションラバーとはなにか?
・現在販売されている微粘着ラバー・粘着テンションラバーの一覧

について初心者の方でも分かるように丁寧に解説していきます。

今まで粘着ラバーを使ったことがない人でも、是非1度目を通してもらえると嬉しいです。

村長

粘着ラバーは合わなかったけど、微粘着ラバー・粘着テンションラバーは良かった!という人もいます!

微粘着ラバー・粘着テンションラバーとは

微粘着ラバー・粘着テンションラバーとは、テンションラバーの弾みと、粘着ラバーの回転量を兼ね備えたラバーのことです。

簡単に言うと、テンションラバーの表面に粘着性を加えたラバーのことです。

粘着ラバーに関しては、こちらの記事で詳しく紹介していますので参考にして下さい。

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「粘着力が強い粘着ラバーに近いもの」、「弾みが強いテンションラバーに近いもの」などラバーの種類によって性能が変わってきます。

続いて微粘着ラバー・粘着テンションラバーのデメリットとメリットについてそれぞれ紹介していきます。

微粘着ラバー・粘着テンションラバーのデメリット

微粘着ラバー・粘着テンションラバーのデメリットは以下の3つです。

①スピード、回転量どちらかを特化させることが難しい

②回転の影響を受けやすい

③値段が高い傾向にある

微粘着ラバー・粘着テンションラバーのデメリット①:スピード、回転量どちらかを特化させることが難しい

スピード・回転量ともに高い性能を持っていますが、それ故にどちらかに特化したラバーには性能で劣ります。

例えば、テンション系ラバーのテナジーシリーズ等と比べてスピードは出ません。

また、粘着ラバーであるキョウヒョウの回転量を超えることも難しいです。

とはいえ、スピード・回転量をある程度の水準で両立できるので、どちらかを特化させたプレースタイルの人でなければあまり気にする必要はないです。

微粘着ラバー・粘着テンションラバーのデメリット②:回転の影響を受けやすい

粘着性があることでラバーの引っかかりが強くなるため、相手の回転の影響を受けやすくなります。

例えば前進回転が強くかかったドライブをブロックする際、ラバーに引っかかりブロックがオーバーミスしやすくなります。

しかし相手の回転の影響を受けやすくなる一方で、回転をかけやすいというメリットもあるため、うまく扱えればデメリットをカバーすることが出来ます。

微粘着ラバー・粘着テンションラバーのデメリット③:値段が高い傾向にある

弾みと回転を両立させた高性能なラバーであるため、その分値段も高くなる傾向にあります。

値段としてはラバー1枚あたり5,000円〜9,000円で購入できます。

値段は高めですが、微粘着ラバー・粘着テンションラバーは高性能であるため、使っていく内に多少性能が落ちたとしても十分使用することが可能です。

結果的に長く使い続けることが出来るので、そこまで割高感を感じません。

微粘着ラバー・粘着テンションラバーのメリット

微粘着ラバー・粘着テンションラバーのメリットは以下の2つです。

①スピード・回転量を両立できる

②クセ球を打つことが出来る

微粘着ラバー・粘着テンションラバーのメリット①:スピード・回転量を両立できる

スピードの早いドライブ、回転量が多いドライブそれぞれ打ち分けることが可能です。

基本的にラバーはスピードが上がると回転量が落ち、回転量が上がるとスピードが落ちる といった関係があります。

私が粘着ラバーであるキョウヒョウネオ3を使っている時は、下回転に対するドライブは回転量が多いので非常に有効な武器でした。

しかし、前進回転のラリーになった際、

村長

ドライブのスピードが出ずに打ち負ける…

といった事態に直面しました。

このような課題に対して、微粘着ラバー・粘着テンションラバーであれば高い回転量を維持しつつスピードを出すことが出来るため、前進回転のラリーでも打ち負けずに勝負することが出来ます。

微粘着ラバー・粘着テンションラバーのメリット②:クセ球を打つことが出来る

クセ球とは回転や軌道が不規則なボールのことで、返球が難しいため相手のミスを誘うことができます。

なぜクセ球を打つことが出来るかと言うと、粘着性があるラバーは回転の影響を受けやすいためです。

粘着性があるラバーは、相手の打ったボールの回転を利用して返球することになります。
そのため、同じような打ち方をしているはずなのに回転量が微妙に変化したり、バウンド後に沈んだり、といったボールになります。

一方で粘着性がないラバーの場合、相手の回転に対する影響が少なく、回転や軌道が一定のボールを送ることになります。結果として、クセのない返球しやすいボールとなります。

村長

粘着ラバーを使う選手と1度対戦すれば分かりますが、クセ球はめちゃくちゃ取りにくいです

このようなクセ球を打てることは、非常に強力なメリットとなります。

微粘着ラバー・粘着テンションラバー一覧

2024年現在で販売されている微粘着ラバー・粘着テンションラバーの一覧は以下の通りです。

メーカー ラバー名
バタフライ ディグニクス09C
グレイザー09C
ニッタク キョウヒョウプロ3 ターボオレンジ
キョウヒョウプロ3 ターボブルー
VICTAS VS>401
VS>402 Limber
VS>402 Double Extra
Yasaka 翔龍
翔龍Ⅱ
輝龍
輝龍Ⅱ
ラクザZ
ラクザZ エクストラハード
TIBHAR ハイブリッドK3
エボリューションMX-S
andro ラザンターC48
ラザンターC53
DONIC ブルースターA1
ブルースターA2
ブルースターA3
ブルーグリップS1
ブルーグリップS2
ブルーグリップC1
ブルーグリップC2
XIOM ジキル&ハイド H52.5
オメガⅦチャイナ光
オメガⅦチャイナ影
ヴェガチャイナ
ヴェガプロハイブリッド
JOOLA ライゼンZGR
ダイナライズZGR
STIGA DNA DRAGON GRIP

村長

気になるラバーがあれば、チェックしてみて下さい!

微粘着ラバー・粘着テンションラバーのおすすめ

どのラバーを選ぶべきか迷っている方はバタフライが販売しているディグニクス09Cをおすすめします。

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おすすめする理由としては、微粘着ラバー・粘着テンションラバーの中でも、高い水準でスピード・回転量を両立できるラバーで非常に使いやすいからです。

実際に私も使用したことがあり、こちらの記事で詳しく紹介していますので気になる方は参考にして下さい。

ディグニクス09Cレビュー
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まとめ:微粘着ラバー・粘着テンションラバーは粘着ラバーを使ったことがない方にもおすすめ

微粘着ラバー・粘着テンションラバーは粘着ラバーが合わなかった人や粘着ラバーを使ったことがない方にもおすすめできます。

何故かと言うと、粘着ラバー特有の弾みの弱さがなく使いやすいためです。

昔からの粘着ラバーをイメージしている方は、「粘着ラバーって弾まないから使いにくそう」という印象があるかもしれません。

しかし、そのようなイメージを持っている方にこそ今回紹介した微粘着ラバー・粘着テンションラバーを使って欲しいです。恐らく、これまでの粘着ラバーの印象が大きく変わります。

村長

私も初めて微粘着ラバー・粘着テンションラバーを使った時は良い意味で驚きました!

気になった方は、微粘着ラバー・粘着テンションラバーを是非1度使ってみて下さい。

皆さんの参考になるとうれしいです。

ありがとうございました。