こんにちは、村長です。
スポーツをしている際に、怪我してしまったことがある方も多いのではないでしょうか?
今回は、
・卓球で怪我ってするの?
・どんなことに気をつければ怪我を予防できるの?
という疑問を持つ人に向けて、約20年間の卓球生活の中でたくさんの怪我を経験してきた私が
・卓球で起こる怪我の種類
・具体的にどんなプレーで怪我をするのか
について、詳しく解説していきます。
卓球もスポーツなので、怪我をしてしまう場面はどうしてもあります
この記事を読んで、どんな時に怪我をするのか知って少しでも予防に繋げてもらえればと思います!
目次
卓球で起こる怪我①:腰痛
卓球では上半身を捻って打球するため、腰に負担がかかり腰痛になりやすいです。
私の経験上、
・無理な体勢で打つ
・咄嗟に動いて打つ
このような時に、腰に大きく負荷がかかり腰痛に繋がります。
具体的には以下のシーンで起こりやすいです。
・バックに返球されたボールを無理やり回り込んでフォアで打つ
・フォアサイドに返球されたボールに対して、咄嗟に飛びついて打つ
・ボールがバウンド後に変化して、咄嗟に反応して打つ
特に試合中は、咄嗟に体が動いてしまうので腰痛につながりやすいです。
腰に不安がある場合、試合は控えるのが無難です
また、少なくとも練習中は無理な打ち方にならないように注意していきましょう
また、ストレッチで体を柔らかくすることも重要です。
体が硬いと、負荷が分散せず腰に集中しやすく怪我につながってしまうからです。
(※参考:身体が硬いと腰痛になりやすい?|健向接骨院)
練習始まる前の準備中や、お風呂入った後などにストレッチをして体を柔らかくしていきましょう。
卓球で起こる怪我②:膝痛
前後左右の動きや、打球する際の踏み込み等で膝に負担がかかり、膝痛に繋がります。
・カット守備型の選手
・体重が重い選手
・身長が高い選手
は特に注意が必要です。
カット守備型の選手
前後左右に大きく動くプレースタイルのため、どうしても膝に負担がかかります。
体重が重い選手
体重が重いと、その分膝への負担も増加します。
以下のwebページにて専門家が分かりやすく解説していますので、気になる人は参考にしてみてください。
膝痛改善のポイントは体重管理と筋力強化。保存的治療で十分な効果が得られなくなったら、人工膝関節も!|人工関節ドットコム
身長が高い選手
身長が高い場合、体勢を低く保つために膝を深く曲げる必要があり、負担が大きくなります。
卓球台の高さに合わせてボールを入れようとすると、ある程度重心を低く保つ必要があり膝に負担がかかってしまいます。
卓球で起こる怪我③:足首
大きい動きから細かい動きまで、様々な動き方をする卓球では足首に負荷が蓄積し怪我に繋がります。
卓球ではどこに返ってくるか分からないスピードの早いボールに対応するため、足を素早く動かす必要があります。
その際に足を捻ってしまうことも珍しくありません。
準備運動で足首を回したり、捻りやすい人はテーピングで固定することも有効です。
卓球で起こる怪我④:肩、腕
ラケットを振るので、肩、腕に負荷がかかり怪我に繋がります。
肩、腕に負荷がかかるのは、
・力んで打つ
・手だけで打つ
です。
実際に私が卓球で痛めたことがあるシーンは以下の場面です。
・高いボールを無理な体勢でスマッシュする
・フォアドライブで強い回転をかけようと力んで打つ
・足が間に合わないので、腕を伸ばして無理やり打つ
このような打ち方に心当たりがある人は要注意です
「無理をしていないのに頻繁に痛めてしまう…」
という人は、負荷がかかりやすい打ち方になっている可能性があります。
自分のフォームをビデオで撮ったり、コーチに相談してフォームを見直すことも考えたほうが良いかもしれません。
「コーチの探し方が分からない」という人は、以下の記事で詳しく紹介しているので良ければ参考にしてください。
卓球で起こる怪我⑤:手首
打球する際、腕だけでなく手首も一緒に使うため負荷がかかり怪我に繋がります。
ボールのスピードを上げたり、回転量を増やそうとすると、スイングスピードを上げる必要があります。
その際に手首を使うことが重要なため、どうしても負荷がかかってしまいます。
特に注意して覚えておいてほしいのは、
バック系の技術で手首に負荷がかかりやすい
ということです。
具体的には、
・バックハンドドライブで手首を使って打つ
・バックハンドのフリック(チキータ)で手首を使って打つ
・YGサーブの際に手首を使って回転をかける
の時に負荷がかかります。
負荷を抑えるためにも練習前に手首のストレッチを行い、可動域を広げておくようにしましょう
手首のストレッチについては下記ページにて紹介されていましたので、参考にしてみてください。
手首の柔軟性と関節の可動域を広げる効果的なストレッチ5選|Esquire
卓球で起こる怪我⑥:指
ラケットを支える指に負荷がかかることで怪我に繋がります。
指に負荷がかかる原因としては、
・ラケット・ラバーが重すぎる
が考えられます。
特にペンホルダーの場合、ラケットを支える中指に大きく負担がかかります。
中国ペンラケット両面に裏ソフトラバーを貼っている人は、重くなりすぎないように気を付けましょう!
まとめ:卓球で起こる怪我の原因を知り、予防していきましょう
卓球で起こる怪我についてもう一度まとめます。
①腰
②膝
③足首
④肩、腕
⑤手首
⑥指
卓球もスポーツなので、どうしても怪我をしてしまう事はあるかと思います。
しかし、どのような原因で怪我に繋がるか知っているだけで、怪我の発生確率を下げることができます。
怪我をすると卓球ができなくなるだけでなく、日常生活にも影響が出てしまいます。
今回の記事を読んで、少しでも皆さんの怪我減少に繋がれば嬉しいです。
ありがとうございました。